:::排出系列:::
俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。
| 2004年02月05日(木) |
DID-Did I Die |
汚れてるあたしの天井から 誰かの声がする 導き 突き放しやがていつか空気に混ざる 腐ってるあたしの意識から アレだけ除外した 捕まえ 手放さずいたいと深すぎて冷たい望み 磨かれた窓が鈍い光を放っている 冬 冷たい二つの手は混ざりあっていた 離れたあたしの掌は冷たく 離れたあなたの掌は今誰が握っているの 冬 白い息を吐きながら缶珈琲片手に 二人であるいた道が真白く汚される あの日の感覚を此処に取り戻せない あたしはあたしが憎いのです 嗚呼 冷たい小道に息をしていた あの時のふたりはもう居ない 振り返っても闇ばかりが 小道を支配し佇んでいる 今更全てを思い出にするにはもう遅すぎる 落下する雲 雪の欠片 今もう此処には一つもなくなったもの
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