:::排出系列:::
俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。
燃えて 燃えて フィルターまで灰になるのを眺めてた 独りの部屋 わたしの生息地帯 沈んでいく どこまでも 底なし沼みないな場所にいる 楽しくない 悲しくもない 林檎にかじりつく 歯茎に滲む血液 冷たい足の指 呼吸ができない どこにもない 冷たい 此処にいて 想いはいつも平行線 ぎゅうぎゅうと箱に押し込められた様 病気でも何でもなればいい でも決して 本心じゃあない 傍にいて 薬なしで眠らせてください 耐えられない 苦しいのです 溺れてしまう 脆弱な足が水に沈む 思考が思考しない こんな脳には用がない わたしを閉じ込めて どこにも逃げないように監禁してください 煙草と林檎とわたしの好きな音楽と それから大量の書物と 生活用品があればいいから 沈まぬうちに さあ早く
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