:::排出系列:::




俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。





2004年03月11日(木)  螺旋階段

そんなことを望んでいない
つま先で蹴飛ばしたとしても
砕け散ることなく残った
理路整然と並べ立てられようと信じたりしない
 
懐かしいあの景色とここはよく似てる
 
甘い言葉で優しくあたしを溶かし
何一つ残さずに壊れて
大切から巻き戻しを始める
 
とてもこのままじゃあどこにもいけない
 
あからさまな嘘で冷たくあたしをあしらって
ただ掴みかけていた言葉も消えた
心配なんてしないで居てよ
 
最初で最後の淡い色彩
窪んだ優しさを望んでた
螺旋階段が目の中で歪む
脳がもう正しさを見いだせないと泣いている
静かな時 溶けたらそのままで
確かなものなどなくしてしまったけれど
二枚のあの空の写真はここに残っている
嘘が真でもいいと 小さく囁きを漏らす
盲目に見つめたあなたが居なくなり
留守番し続けたあたしの感情は…
 
最後に似せた言葉で騙そう
読み返しては信じていて
嘘はいつかあなたを救う
泣いてもあたしは逃げ出さない
螺旋階段で座って待つから


kei ☆メール ☆少女カタルシス



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