:::排出系列:::




俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。





2004年03月21日(日)  スカートの裾

少し言い訳がしたいの
君の良心に響かなくても聞いて
 
睡眠不足が冷静さを失わす
傷口はほら花を開いてる
 
沢山の事実が君を傷つけたよね
滲ませてしまった涙が痛い
「ん…」
時間がなくならないように
約束を守り続けるから
息を紡ぎあい抱き合っていたい
屋根の上 羽ばたく烏
誰か気づく日がくるの?
 
いつも汚してたよ
守り続けた嘘も約束も
先が見えない不安が円になり
ららん…くちずさんでみて
 
吸い込まれるように消え
君と融合しよう
 
素直になんてなれなかった
傷口はまだ痛むから 溢れてく
 
飛びたくて広げた翼が雲で
もう二度と這いあがれもしない
だって通じない言い訳の無様は
血の色よりもずっと赤い
二階の窓は北向きだから
春日も射してきはしないまま
黙々と積み上げた嘘と台本
どうすることで答えは得られる?
冷凍庫の中足のない猫が鳴いている
為す術もなく悶絶しながら
痛みだけが膨らみ続ける
 
スンゼンの記憶の果敢無さ
キズグチの深さの痛み
スミやかな事実が蝕む感情
キシむベッドに似せて
 
すっかり晴れた 晴れすぎた空
テンジョウ裏の尻尾をなくした鼠たち
ナンカイなものへ期待したもの
イグアナのように息を潜めて
デグチのない迷路
 
アシのない猫
イズミの底の斧
シミーズの脚
テンジョウの裏
イキを続ける
ルネッサンスの残像
ノートの端
 
このまま
いまのまま
びらびらしたカレンダーを忘れ
扉は閉ざして
電気はつけずに
いつまでも
大切にして
いられたらと願って いた


kei ☆メール ☆少女カタルシス



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