:::排出系列:::




俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。





2004年03月22日(月)  愚かな願い

雨音がうるさくて頭が痛い
滅入っていく気持ちはくすぶって
ノートに鉛筆で書いた文字が歪む
欲望の対象物でしかないのだろうか
ループ機能をオフにして眠れ
吐き気に似た感覚が襲来す
綺麗に畳んだ洗濯物に
落書きだらけのアルバムに
いつか同じ願いをかけてあげよう
 
うまくいえない言葉が残った
流布されしすべてへ苦みが続く
囁き声すら今はもう遠い
いつまでたっても寄り添えない
 
網にかかった子魚のようにもがく
助けを求めても誰も見ていない
また同じ感覚が襲ってくる
骸骨と変わらない肉体をさらす
意味なんか識るつもりすらなく
沢山の刺さった視線から血が溢れる
暗闇の中に光があり得ない
点在する地図の上の記号も
わがままな状態と成り行きに身を委ね
冷静さなどどこにあるのだろう
そんなことはもうわからない
俯いたまま顔さえもあげられない
 
ただ耳障りな雨音が心音を進め
進む速度が鈍った時計は狂っている
健康も健全も君じゃないと意味がない
手をつないで ずっとこうしていたいよ


kei ☆メール ☆少女カタルシス



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