:::排出系列:::




俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。





2004年04月17日(土)  牛乳

挑発するような視線 魅力的な八重歯
時間の感覚を忘れ 只管君に沈んでしまう
意志の問題などではない
原因があるなら 結果は他所で嘲笑って居るのだろう
 
此処に止まり 媚びた笑を浮かべている
情けなさより先に快楽に溺れ 真実より先に虚構を夢見た
あたしの未来は見えない
過去ばかり見ていたから 未来の概念を忘れてしまったのだろう
取り戻しかたももう判らない
説明書も保証書も何もないから 証明できない
あたしはずっと廃れていくまま
 
哀願するような腰の縊れ 首筋に光る溜め息
憎悪のような視線を移して 唇が解けてしまった
答えに正解などいらない
求めた時点で 結局手に入れている場合が何度あった?
 
いつまでも泣いた 準備もしないまま
熱い感情より先にミルクが欲しくて 忘れてた
「あたしは牛乳が飲めない」
余所見ばかりしていたから 大切なものを落としたことも知らず
気がつけばまた 同じ場所に座っていた
夜明け前の 公園に似た広場の片隅に


kei ☆メール ☆少女カタルシス



マイ追加