:::排出系列:::




俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。





2004年05月05日(水)  感覚器

無理矢理 歩けない身体を引き摺って歩いていくよりも
倒れこんだまま 好きなだけ倒れたままで力を温存しよう
曇り空に雪崩れ込んだ小さな雲の欠片を
拾い集めて息吹を捧げてみよう
 
あたしのすべてが ゼロになるまで
 
あの時 どうして歩けたのだろう
蹲る事もなく 涙を流す事もなく闇へと向かって
空を見上げながら 何も感じないようにしていた
そしてそのまま 右手で囁いた
 
あたしの中身も ゼロになるまで
 
ひとつひとつの「信じる」が点と線で繋がって居て
散った花びらのように とわに美しく
 
あたしと何かを併せても ゼロのままで生きていく
 
あたしのすべてがゼロになる
瞬間を この眼で耳で身体で感覚全てで 受け止めていたい


kei ☆メール ☆少女カタルシス



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