:::排出系列:::
俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。
不安感…拭えない夜は 一向に訪れない眠気を待つ事もしない あたしが毎日後悔を覚えるのは 朝が訪れを予感させてしまう時間 ひとりぼっちな気持ちに沈んで うまく浮き上がることすらも出来ないよ
体中のコントロールが巧くいかないのは 薬がきっと2mg不足していたからなのだろう 暑いんだか寒いんだか外気の変化に 追い付くことは無理 静かな潮騒を望んでも聞こえるのは虫の悲鳴だけ 一概に吐き出す事が出来ないよ あたしはいつでも堂々巡り 産まれながらに死んでいた胎児みたいに 狂った意志をあたしは持つだろう 明日の朝までにきっと腐乱は完了する 望むのは嘘だけ 真実なんて丸で見えないのだから 其れに近い嘘で騙してくれたら 明日一日くらい平気で生き延びて居られそう 其れを幸せと呼ぶのか 果たして誰も知らないけれど
|