:::排出系列::: 
 
 
 
 俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。 
 
 
 
  
もう、良いでしょう もう、責めないで もう、泣きたくない   路なりに進んで来たつもりだった 間違っては居なかった筈だったのに 螺子はいつしか狂い始めて居た 身体が弛緩し舌は痺れ苦しくなり出して 指先は悴み視界がぼやけ始める   自分のためだと思って居たけど 結局それはあなたのためで 訪れる気配すらない秋に 敗北しては遁走を企てた   最初から月並みに 月並みに最初から 並べた声で解決を望んだ 手のひらに握った光は なにかの望みになっただろうか
 
  
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