:::排出系列:::




俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。





2009年01月21日(水)  疲労の色

立ち止まらずに歩いてきたよ
それはたぶんどこかしら目指していた場所があって
それについてイメージを持てて居たからだと思うんだ
けれど
いつの間にか私は迷い子
振り返っても目の前にも知らない景色ばかりが広がって
結局わたしは回りの景色なんてひとつも見ないままに
歩いてきただけなんだ
 
自由の形態がこんなものならそれは私は
全く必要としていない
いつも下手な口笛を吹いて
メロディを紡いでみる努力はしない訳じゃない
 
泣いても仕方ないから泣かないんじゃないよ
泣いてもいいけれど泣いている自分に酔いしれそうで
不愉快極まりないだけ
そして
泣かずにいたから瞳が乾いて涙が出そうになるみたい
それはそれで何かしら悲しくて
ほんの少し 泣きたくなってきたよ
 
独りの実態がこんなもんなら
混濁した意識を繰り返す夜の方がいいか
夜は不思議な空気を生んで
空想だけはやめられずにいる
それだけの理由で 前だけ向いて歩いていた事もないけれど
 
少し疲れてきたみたい


kei ☆メール ☆少女カタルシス



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