2002年02月08日(金) |
ブラマヨ・大石くん(・ロザン)のマジっすよ!(中編1) |
続きです。
●先輩、後輩について 吉田「ミュージシャンて先輩後輩の上下関係厳しいの?」 大石「あんましね、くくりがないんですよね。僕、0930と同じ 事務所なんですけど、一応先輩なんですよ。0930が。普通は後輩の方が 敬語使うんですけど、僕の方が年上なんですね。だから、逆になってる・・ 向こうが僕に敬語を使って、僕は普通に喋ってるって感じで。」 吉田「年齢の方が勝つねや?」 大石「そうですね。」 吉田「それって喋りやすい?」 大石「あー、そうですね。で、何かと教えてもらえるじゃないですか。 友達感覚というか。そっちの世界はどうなんだいって感じで。」 吉田「そっちの世界・・・東京?」 大石「東京もそうなんですけど、一応僕らより先輩で何年も やってたりするから・・・」 小杉「活動の場が違うから・・・」 大石「そうそう。」 吉田「お使いとかあんの?例えば、煙草買うてきてとか。」 大石「いや、それはないですね・・・」 小杉「俺らやったら劇場でいつも一緒にいるけど、バンドの メンバーってライブハウスでたまーに行って会うぐらいやから 始終一緒にいる訳やないもんな?」 大石「えっ、バンドのメンバーって?」 小杉「他のバンドの子らと常に一緒の場所にいいひんやろ。」 大石「あっ、そうです、そうです。だから、よっぽど仲良くないと・・」 吉田「遊んだりとかせーへんのや?」 大石「そうですね。またミュージシャン同士って自我が強いもん同士やから 合わないのかもしれないですね。」 吉田「嫌なもんは嫌って言うし。」 大石「そうですね。だから、それだとエンジニアの方と 仲良くなったりとか。」 吉田「あー、なるほどな。じゃ、一緒に飲みに行ってこんな歌 書きたいなとかはないねや?」 大石「あっ、たまーにあります。」 吉田「あの、大阪のね、難波の道具屋筋抜けた所の白木屋にね、 なんでバンドのメンバー、打ち上げによー来んの?」 大石「あっ、そうなんですか。(笑)」 小杉「それはもうちょい先にライブハウスがあるからちゃうの?」 大石「あっ、ありますねー。」 吉田「やっぱ白木屋?打ち上げは。」 大石「いや、僕は男はつらいってとこでやってます。」 小杉「(笑)。これはまた地方色の強い・・・」 芸人の上下関係は? 吉田「きついですよ。陣内さんとかおるやん。で、陣内さんから たまーにメール入んねん。『何してんねん、メール打ってこいや、おまえ』 って。で、俺、メールはりきって600文字とか打つねん。」 大石「(笑)」 吉田「陣内さんに面白いって思ってもらいたいから。 600文字、ガーッて打って返ってきた陣内さんの返事が『あぁ』とかね。」 小杉&大石「(笑)」 小杉「短っ!」 吉田「こんな言葉で縦社会生きてんのか!と。メールでまで 俺はこんな厳しい仕打ちあんのか!と。」 大石「(笑)」 小杉「ありますねー。僕らの世界やったらそんなんありますね。」 大石「ちなみに・・ロザンとブラマヨさんだと・・」 小杉「俺らの後輩。年も下やし。」 吉田「ただ、俺らがロザンをパシリに使うことはもうないですね。」 小杉「うーん、そやな。」 吉田「なぜなら、人気も仕事も彼らの方があるからね。」 小杉&大石「(笑)」 吉田「こうなってきたらね、何や・・できへんな、正直。」 大石「(笑)」 小杉「(笑)。大石くん、今、笑うの我慢してくれたけどね、 うーん、タハハハッて笑ってた。(笑)」 吉田「だから、俺が今、パシリに使ってるのが天津の木村っていう・・」 小杉「(笑)。誰やねん!」 吉田「知らんやろ?」 大石「(笑)。知らないです・・・」
●ABC新人グランプリについて 吉田「俺ら、3年連続で出たんやけど、前の日3年連続で 俺、熱出してんねん。」 大石「あっ、そうなんですか。それは緊張で?」 吉田「緊張なんかな。そんなうまい具合に成人式の前の日に 風邪ひけへんからな。(笑)だから、知恵熱って言うの?だから、俺、 1年目ABCの時、寝られへんかったのよ。」 小杉「1年目の時は緊張したなー。」 吉田「もう、ものすごいこれで運命が決まる!と。俺が行ったことの ない土地の人ですら、俺の姿を見るっていう・・・」 小杉「テレビで流れるってことはね。」 吉田「そうそう。で、寝れへんくて徹夜でやって、で、 エライ目に遭うたん。ウケへん・・・」 小杉「ウケへん・・・(笑)」 吉田「ほんまにウケへんし・・で、2年目から、俺、前の前の日に 徹夜するようにしてん。で、前の日の20時くらい・・こんな時間に 布団入るの恥ずかしいぞっていうくらいの時間に寝て、体調整えて 行くようにして、段々ウケるようになってきたっていう・・・」 大石「あー。」 小杉「楽屋とかでも、あんまバカな話せーへんからな。 普段の舞台みたいに。」 吉田「そうそう。だから、ウケた?とか聞くけど、誰も正直に 答えへん。『いまいちやったわ』とか。だから、テスト勉強みたいなもんよ。 『テスト勉強した?』『してない』みたいな。28やで、俺。」 小杉「(笑)」 吉田「28やけど、そう言うてまうねん。」 小杉「そうそう。ガッとウケても、こんなもんちゃう?とか言うて。」 吉田「逆に言うたら、ミュージシャンとかはいつ緊張すんの?」 大石「あっ、もう普通にライブの前は吐き気を催すくらい 緊張したりしますよ。」 小杉「あっ、マジで?」 大石「ワンマンライブとかになると。」 吉田「ソロライブ?」 大石「そうですね。」 吉田「ワンマンライブ?何でジャイアンみたいな言い方するの?」 大石「いや・・・」 小杉「バンドの場合はワンマンって言うのよ。」 吉田「マジで?!ほな、俺が知ったかして恥かいたみたいに なってるけど。」 大石「(笑)」 小杉「なってるじゃなくて、恥かいてるのよ。(笑)」 吉田「公共の電波で恥かいてるみたいになってんねんけど。」 小杉「いや、恥かきましたよ、今。」 吉田「あー、ワンマンライブって言うねや?」 大石「そうです、そうです。」 小杉「そりゃ緊張すると思うわ。ほんで、15・6曲とか歌うやん?」 大石「あっ、歌いますね。アレねー、ステージの上立つと 全然平気なんですよ。ステージの上立って、皆がギャーッてなるじゃない ですか。すると、もうノリ気になるというか。あー、これ待ってた!というか。」 小杉「うわー、ええなー!」 大石「だから、それまでの緊張が解き放たれるんですよ。」 吉田「あー、かっこええがな。」 小杉「かっこええなー。そんなもん、俺らが『最初の何でやねーん 言うたら、ファーッてなるんですよ』言うたら、訳わからへんからな。」 大石「(笑)」 吉田「そういう意味でも、ミュージシャンかっこいいですよね。」 小杉「かっこいいですね。」 吉田「あの、ゲスいこと聞いていい?俺、お客さんとしてライブとか 見に行くんやけど、歌ってる時な、あの客ブサイクやなーとか 何や、あの客ブツブツやなーとか。」 小杉「おまえやんけ、それ。」(笑) 吉田「そんなんある?」 大石「あー、まあまあ・・それはさておきなんですけど、お客さんが 思ってる以上に、ステージからはお客さんの顔が見えてますよ。」 小杉「見えてるねや?」 大石「見えてます。あの、逆ライトとか後ろから神がかった光が パーンなる時。」 吉田「それはミュージシャンならではですよ。お笑いは 逆ライトってないもん。」 小杉「そやなー。」 大石「あれが照った時に、僕らが神がかってる瞬間に 客席バーン見えてます。」 小杉「丸見えなんや?」 大石「丸見えです。」 小杉「その時、気をつけな、鼻とかほじってたら見られてんねや?」 大石「あっ、もう確実に。」 小杉「あー、ヤバイ、ヤバイ。」 吉田「なるほどな。それでテンション上がったりもする?」 大石「そうですねー。いつもと知った顔・・スタッフさんが いてたりとか。」 小杉「ちょっとホッとする・・・」 大石「そうですね。ある意味、緊張する時あるじゃないですか。 公録だったりとかになると、緊張してるんだけど、そのパッてなった時 スタッフさんとか見ると『あっ、やろう!』。」 小杉「あー、俺は一人じゃないっていう感じになんねんな?」 大石「そうですね。」 吉田「よー来てくれてるお客さんがいたら、そんなんも 気になったりもするわな?」 大石「あっ、もう全然ありますね。」 ミュージシャンとお笑いは似てる。モノを作り、お客さんを呼んでくる商売。 吉田「バンドの方が大変やと思うで。俺ら、緊張してても それが出にくいやん。バンドマンって緊張してたら、ピック持つ手とか 震えるやろ。」 大石「あっ、震えますね。」 吉田「震えて、あの穴ん中、ピック、ぽろーん入る時とかないの?」(笑) 小杉「ないない!」 大石「それ、アコギじゃないですか、しかも。(笑)」 吉田「アコギの穴にぼろーん入るとかないの?」 大石「あっ、ぼろーんって入ったことはあります。」 吉田「どうやって取んの?!」 大石「あれはね・・逆さにしてカンカンカンってやるんです。(笑)」 小杉「貯金箱みたいや。(笑)」 吉田「貯金箱から金取る・・。(笑)」 大石「大体はマイクのホルダーにピックホルダーっていうのつけて・・」 吉田「なるほどねー。」
ピンポーン♪ ●小杉さんにファンレターを書いて返事がきたというリスナーから。 書いてあった内容。『2002年はお互い夢が少しでも叶うように 頑張ろうぜ。俺を振り向かしてください(ハートマーク)』 小杉「(笑)」 菅「まったく意味がわからないんですよー。」 小杉「(笑)」 吉田「おまえ、何、ちょっとしたラブレター書いとんねん。」 小杉「(笑)。いや、それねー、確実に書きましたね。」(笑) 菅「どうしたんですか?」 小杉「それはたぶんね、くれた手紙自体に好きですとか 書いてくれたと思うんですよ。で、そういうことを書いてくれたから その答えとしてね。僕は、そういうノリをね、バンバンしますから。 珍しいことではないんで、ご了承ください。」 宇治「あー、なるほど。何と言うんですかね・・先輩後輩という境界を 今、敢えて取り払うと、あのー、一言で言うと、サムイです。」(笑) 小杉「アホ!おまえ・・それはな、宇治原に送ったらサムイけど・・ いきなり宇治原に手紙渡して『振り向かしてくれよ』って書いてたら おかしいけど、俺を好きだと言うてくれる子には最大の愛情で 返しますから。」 宇治「ファンレター・・この子一人じゃない訳でしょ。」 小杉「そうですよ。」 菅「これをポストに入れた時の小杉さんの顔が見たかったですね。」(笑) 小杉「そんなもん、バリバリ笑ろてましたよ。これが届くねや思て。 何も恥ずかしい顔してませんでしたね。」 宇治「ちょっと熱すぎる感じしますけどね。」(笑) 吉田「ほんまに、おまえを『サ』で始まる一言で言うと、サムイな。」 小杉「それしかないやないか。宇治原言うたやん、今。」
小杉さん、確かにちょっと熱すぎるけど、ファンにとっては 嬉しいものですよね。
●小6の子からFAX。吉田さんがいるから、小野アナウンサー (ニュースや天気予報を伝えてくれたアナウンサーさんです。) は、今日よくかんでいた。 全員「(笑)」 吉田「言うてた、言うてた。よーかむなー言うてた、俺ら。」 小杉「ひょっとしたら、こしょうが飛んでるかもしれませんね。」 宇治「そうですね。小野アナウンサーも、ちょっと吉田さん アレルギーの可能性がありますね。」 小杉「その小6の子は、何でそういう発想になったか 聞いてみたいですね。」(笑)
まだまだ続く・・・中編2へ!
|