2002年12月08日(日) |
ブラックマヨネーズの吠えて吠えて名古屋 |
場所:吉本栄3丁目劇場 時間:18時過ぎ〜、約2時間 座席:B列6番
出演:ブラックマヨネーズ
客の入りはそこそこ上々。 オープニングVTR、道頓堀での映像のようだ。よっさんが美味しそうな食べ物を食べ、 小杉さん(以下、本人が呼ばれたいと言ってたので、こっすー)が指をくわえて羨ましそうに 見ている映像。こっすーは、店先の食べ物の看板やメニューを見て、指をくわえていた。
漫才 よっさんの顔が腫れている。どうやら虫歯らしい。 なかなか面白いネタだったけど、よっさんが大オチを噛むという失態を起こしていた。 何とか違うボケをして終了。
ブリッジVTR1『抜き打ち吉田の部屋訪問』 玄関を開けると、寝起き顔のよっさんが。 よっさんの部屋の壁には、イエローモンキーのポスターなどが貼られている。 しかし、ふと見るとアンパンマンキャラクターのキーホルダーがたくさんある。 アンパンマンカーのキーホルダーまであった。そして、ドキンちゃんの喋る人形。 こっすー、ビックリして少しキレていた。 よっさん「ファンの子からもらったんやけど、時々ほんまにビックリすんねん。」 本棚を見ると、ゴルゴ13と(タイトル忘れました)もうひとつ漫画が揃っていた。 そんな中に、なぜかこち亀126巻だけがポツンと置いてあった。なぜ? 辞書の空きケースに財布を隠しているよっさん。泥棒が来ても大丈夫なように。 でも、すぐ近くに本体の辞書が置いてあった・・・。 冷蔵庫を開けると、霜がぼっこ〜とついている。ちょっと自慢気に話すよっさん。 よっさん「霜で埋まったら冷蔵庫捨てるわ。」 野郎の部屋という感じだった。
小杉コントホストクラブ『コスンドロン』 こっすーは、ホストクラブの支配人。よっさんは、面接を受けにきたおっさん。 よっさんも気持ち悪かったけど、こっすーがホストになりきるのも気持ち悪かった・・・。 でも、なかなか面白かった。
ブリッジVTR1『抜き打ち小杉の部屋訪問』 よっさん「どうも、突撃!となりの晩御飯です。」 VAAMを見つける。しかし、あまり減ってない!と怒るよっさん。 トイレを覗くと、便座カバーはピンク、シャワーカーテンはハート柄だった。 よっさん「オカマか!」 部屋に行くと、なぜか木村拓哉と堂本剛の切り抜き(顔のみ)が貼ってあった。 こっすー「はがすなよ!・・・はがすなよ!」 2回も注意するこっすー。なぜ・・・? よっさん「オカマか!」 B’zのビデオ『BUZZ』の中に、「18歳〜(タイトル忘れた)」というエロビデオが入っていた。 じゃあ、その「18歳〜」のビデオケースには何が入っているのか!?と見てみたら、 違うエロビデオが・・・(タイトルは、『FU○K FU○K FU○K 9』) じゃあ、その「FU○K〜」は!?と思って見てみたら、空っぽだった・・・。 B’zのビデオは、何処へ・・・?
よっさん、掛けてあった服を見る。 よっさん「何や、おまえ。参観日にでも行くんか!」 という感じのジャケットがあった。そのうち、服をポイポイと床に捨てるよっさん。 タンスを開けると、綺麗に収納された服が。 よっさん「オカマか!」 と3回目のツッコミをした後、 よっさん「こういう所にエロビデオとかあんねん。」 と言いながら、ごっそりと服を出し、また床に投げ捨てる。 コンプリート(コンタクトレンス洗浄液)をゴミ箱に捨てる、「乾燥してる」と言いながら 肌水のようなスプレーをシュッシュッするよっさん。そして、 よっさん「何や!何にもあらへん!」 と怒りながら部屋を出て行く。散らかされた部屋に こっすー「どうすんねん!・・・どうすんねん!」 という声が響く中、ドアを閉め、そのドアをバンッと叩いてよっさんは去って行った。
トーク よっさん「俺のこの腫れ、やっぱり気になる?」 M−1落ちてから悪い事が起き続けていると言うよっさん。 チャリを回収された、原チャリのミラーをパクられた、パチスロで1日に18万円負けた!とか。 今一番楽しみなのは宝くじ。6000円分買い、名古屋駅でも買ったそうだ。 よっさん「買わない奴は、無人島で飛行機とか船とか逃してるようなもんやで。 おまえ(こっすー)の上をラッキーがどんどん通り過ぎてんねん。」
客席に事前アンケートを取ったので、それに関してトークを進めていく。 Q.入浴方法は? よっさん「エロイな〜。俺が風呂入ってるのを想像して・・・」 よっさんは風呂に入るのか?と失礼なことを言うこっすー。よっさん、激怒。 よっさん「baseのお湯なんて汚いから、家帰って入るよ。」 こっすーは、シャンプーの仕方を真剣に説明していた。苦労してる。 マッサージするように爪を立てずに洗い、洗った時間分だけすすがなくてはならない。 4万円する毛穴ケア(シャワーよりも強い水圧で毛穴を綺麗にする)まで買ったと言う。 こっすー「おまえん家、ユニットやん?何でカーテンつけてへんの?」 よっさん「カーテンにカビ生えるから。」 こっすー「あぁ。入ってどうなってんの?」 よっさん「トイレまでビッチャビチャやで。」 お風呂の入り方で、こっすーが座ったら足がポキッと鳴っていた。(笑)
Q.名古屋はどうですか? 「よっさん大好き」というペンネームだったので、 よっさん「誰!?終わったら遊び行けへん?」 客が少し引いてるのを見て、 よっさん「あっ・・・ごめん。」(笑)
うーん、と考える2人。 よっさん「うーん、酷やなぁ。」 嘘でも好きと言ってくれる芸人さんはいない・・・。 こっすーはオアシス21に行った。お客さんで行った人は半分ぐらい。思ったより少なく、 こっすー「あっ、そうなん・・・」 と寂しそうに言っていた。 よっさん「何屋さん?」 こっすー「店ちゃうわ!広場や。」 よっさん「広場!?」 名古屋で気になる所を言う2人。 よっさん「おまえ、覚王山住めや。」 こっすー「遠いわ!」 よっさん「覚王山ってかっこええよなぁ。何あるか調べてきてや。俺、犬伏行きたいわ。」 ん?何それ?客席から「伏見?」という声が。 よっさん「伏見なんて京都にもあるからええわー。」 こっすー「おまえの故郷やん。(笑)字、同じはずやで。」 よっさん「犬ついてる所あらへん?」 客席から「犬山?」という声が。 よっさん「犬山・・・怖い名前やなぁ。」 名古屋じゃないんだけどね。
Q.近鉄アーバンライナー名古屋・難波間は何をしていますか? ブラマヨは、敢えてアーバンでとお願いしているらしい。 デラックスシートらしく、がら空きだとか。 こっすーは、新聞読んで、おにぎり食べて・・・ よっさん「食べんなや。」 こっすー「おにぎりぐらい食べさせてや!」 その後、寝る。食っちゃ寝。 よっさんは、ゲームボーイアドバンスをやっている。 以前、CMにできるような凄いことがあったらしい。 名古屋から難波に着いた時、 こっすー「あー、やっと着いた。」 よっさんは、ゲームボーイをやっていたので、 よっさん「あー、もう着いた。」 と同時に言ったとか。何のゲームをやっているかの話になり、 よっさん「ときめきメモリアルとかやったな。ときめきメモリア〜ルって 言いながら電源入れるからな。」 しかし、普段は自分はしない事をゲームではしなくてはいけないので、それが嫌で 電源を切る時は、首を傾げながら切るらしい。
Q.クリスマスに一人で過ごすには何をしたらいいのでしょう? こっすー「彼氏彼女いない人ー・・・」 よっさん、客席見る。 こっすー「何でパッて見たん?」 よっさん「聞いたんかと思った。」 私も、聞かれたのかと思った・・・。 こっすー「聞く?」 よっさん「・・・ええわ。」 と言いつつ、横目で客席を見るよっさん。(笑)目線の話になり、 よっさん「おまえ、ネタ合わせ中に俺がチラッとでもおまえの頭見たら もうネタ合わせやめやって言うよな。」 こっすー「当たり前や!」 話を戻し、 よっさん「独り言を言うのは?俺、よくやるで。」 よっさん、再現する。家に帰ってきて手を洗いながら、 よっさん「浮気なんてしてへんて!」 テレビを見ながら「笑顔が可愛い」と彼女に言われたと仮定して、 よっさん「そんなん言うなや・・・」 しゃべり場や朝まで生テレビにもテレビの前で参加するらしい。客が少し引く。 よっさん「俺、怖いで。」(笑) 中学の時に鏡に向かって落語をやっていたら、おかんが扉を開けてすぐ閉めたとか。(笑) よっさんママ、てる子さん。 よっさん「てるね。」 こっすー「何でかっこよく言うねん。GLAYのTERUみたいに言うなや。」 よっさん「てる、ひらがなやからね。」
トーク終了、と・・・ よっさん「俺、これ引いてほしかった。」 ラジオ常連の人の「ミリオンゴッドについて話してください」というもの。 こっすー「あかんあかん。」 よっさん「話そかー?(ミリオンゴッドの音真似をする)」 こっすー「客、わからへんやん。」
『宝物』 舞台下手側にスポットライトが当たる。 机の上には、こっすーのリアップシリーズと毛穴ケア。 ナレーションは、こっすー自身。 こっすー「美容師さんに『小杉さん、髪の毛増えてきましたね』と言われた。 ヘイヘイ、オーライ、ふっさふさ〜♪」 舞台上手側にスポットライトが当たる。机の上には、よっさんのハンバーグが。 ナレーションは、よっさん自身。 よっさん「ハンバーグを開発した人は凄いと思う。エジソンよりは凄くないけど、 中田ヒデよりは凄い。〜略〜 ハンバーグと言うより、フルバーグだ。」 客席しーん。すべっていた。
小杉が一番好きなコント『寂しがり屋の女・てか子』 よっさんは、女の子役。こっすーは、よっさんの家へ入る泥棒役。 鍵を開けるということで座ったら、こっすーの足がまたポキッと鳴っていた。 これには、こっすーも笑ってた。よっさんって、どの役も気持ち悪いかも・・・。
『小杉の写メールライブラリー』 名古屋2shot(CBCマスコットキャラクター・しびしだぞうと撮影)、 サバンナ高橋、次長課長河本、たむら祭(麒麟田村くん)、 エロティックフジモン(ベッドの上でバラの花を口にくわえ横座りのセクシーポーズ)、 ろう人形(てつじくん)、笑うしわくちゃ(ビキ須知くん)、ブラチューディレクター江良さん、 吉田(川崎麻世)、もっと吉田(川崎麻世の頬にぶつぶつを書き、ズボリと書いてある)、 アーバンに乗り遅れて連結部分に追いやられた俺(凹んだような顔のこっすー)。 フジモン、セクシーでした。(笑)
吉田が一番好きなコント『HOWEVER』 タイトルを見て、まさか・・・と思う。と、GLAYの「HOWEVER」が流れた。 やっぱりかーー!(私はGLAYファン) こっすーは、お婆ちゃん役。よっさんは、おじいちゃん役。 GLAYファンとして一言。「殴ったろかー!」
小杉竜一オンステージ こっすーがB’zのビデオを見るというVTRが流れる。 流れたのは、B’zのビデオ『ギリギリCHOP』の前の稲葉さんMC。(流していいのか?) ギリギリCHOPの意味に関して、「意味なんかないんだよーー!!」と叫んでいた。 映像がこっすーの部屋に戻ると、こっすーがいない・・・まさか・・・!?
ステージは真っ暗。その暗闇に誰かがいる。客席がざわざわ。明るくなり、 出たー!!こっすーB’z!! 稲葉さんのMCを真似し、『ギリギリCHOP』と 初挑戦の『BAD COMMUNICATION』の2曲を披露した。 帽子を投げる、着ていた178の服を投げる、 その下には「5杉」と書かれたTシャツを着ていた。 ここまでイタイともう面白い。こっすーは、舞台を下り、客席を走り回った。 そんなこっすーを見るお客さんほとんどが、母親のように見守っていた。 唯一の救いは、短パンではなかったこと。・・・ちょっと残念?(笑)
ブリッジVTR3『ボクシング』 どっちが強いのか2人のガチンコ対決。本気の殴り合いに、少し引いてしまった。 怖いよ〜。結局、こっすーが勝利していた。
『ミニ小杉苑』 ラジオでお馴染みのコーナー。ラジオと一緒の説明をするよっさん。 思わずにっこりしてしまった。こっすーを見ると、こっすーも笑ってたから何だか嬉しかった。
まずは、さっき流れたVTRについて。 こっすー「何で、おまえが(ボクシング)やろうって言ったんか、いまだにわからん!」
今回の挑戦は、小杉ママに電話して『あんたを生んで良かった』と言わせるというもの。 で、電話する。時間は、7時半過ぎ。 こっすー「もう飲んでるかも・・・」 ・・・プルルッ、プルルッ・・・出ない。 こっすー「おかん!?俺がすべったみたいになってるで?」 出た!以下、こっすーと小杉ママの会話。 小杉ママ「扁桃腺の熱、大丈夫か?」 こっすー「あぁ、大丈夫や。何してたん?」 小杉ママ「テレビ。」 こっすー「テレビが何やねん。」 小杉ママ「テレビ見てた。」 やっぱり、もう既に少し飲んでいた。 こっすー「俺を生んでどうやった?」 小杉ママ「痛かった。最初に生まれたから長男やと思うで。 女の子やったら・・・肥えた娘や。」 結局、言わせることは出来なかった。 よっさん「奥さん、吉田です。」 小杉ママ「吉田さん?竜一、熱出てない?」 名古屋の単独ライブ中と知り、 小杉ママ「えー!今日?吉田ママと話してて。行かなあかんちゃう?」 こっすー「来んでええ!」 客席に声が流れてると聞き、 小杉ママ「客席の皆様、電話で失礼します・・・」 と挨拶する小杉ママ。最後は、「アホ!」と捨て台詞を吐き、向こうから電話を切った。(笑) 恐るべし、芸人のおかん。でも、いいお母さんだ。
罰ゲームは、3枚のトランプから選ぶ。こっすーが引いたのは、 『お客さん全員に年賀状を出す』だった。わ〜い♪ ちなみに、他2つは『名古屋で部屋を借りる』『クリスマスにケーキ販売をする』だった。 こっすー「まあ、これ2つに比べたら、これが一番喜んでもらえるし・・・」 よっさんもbaseで年賀状罰ゲームを引いたらしく、300人ぐらいに年賀状を送るらしい。 よっさん「もう170枚ぐらい書いたで。」 と言ったら、客席から拍手が起きていた。
そのままエンディング。 よっさん「正直、人入るかが心配で。俺、50人ぐらいやと思ってた。」 B’zの帽子をキャッチした人に、帽子についてた『D』の意味を聞いてみると、 「ドラゴンズ?」という答えが。 こっすー「そう!稲葉さんがニューヨークヤンキースの帽子かぶってて、 名古屋言うたらドラゴンズや思て。」 よっさん「全然意味わからんくて、竜一の竜のドラゴンって意味かと思っててん。」 こっすー「・・・それもある。」(笑) よっさん「嘘つけ!」 こっすー「B’z、良かったやろ?」 と客に聞く。お客さん、微妙な反応・・・ こっすー「そういう時は、うんうん頷いとけばええねん!」 と言われ、慌てて頷いておいた。 で、終了。幕が閉まるまで、2人が何度もお辞儀をしてました。
総評 正直、あまり期待していなかったんですが、蓋を開けてみたら凄かった! 漫才、コント、トーク、ブリッジ、コーナーとオンパレード。 ここまで気合いを入れてくれたブラマヨにも感動したし、ただ詰め込んだだけでなく、 面白かったというのも嬉しかった。 名古屋でラジオをやっているとは言え、客の入りはブラマヨ自身も不安もあったと思うけど、 なかなかの入りだったし、何よりも楽しかった! こっすー、よっさん、本当にお疲れ様でした。
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