ラジオ&ライブレポ
お笑い芸人さんのラジオ&ライブレポです。


只今、色々お見苦しい状態になっております。


申し訳ありません。




2003年03月19日(水) ハリガネロックin渋公爆発ロック

場所:渋谷公会堂 時間:19時10分〜2時間
座席:1階3列30番

出演:ハリガネロック

グッズは、ポスター・Tシャツ・タオル・リストバンド・貯金箱。
リストバンドが可愛らしかったので、ポスターと共に購入。
その後は、並べられているお花を拝見。渡辺美里さん、さすが豪華なお花。
モテモテロックnight、にっぽん愉快家族、M−1グランプリ、新真夜中の王国、
爆笑オンエアバトル、紳助ファンど、朝日放送、TBS、三沢光晴さん、コロッケさんなど。
一番嬉しかったのは、ますだおかだ、アメリカザリガニからのお花。
ますおかの花には、『戦友ハリガネロック江』と書いてありました。嬉しい。ありがとう。

会場に入る。渋公だ〜!ここで何組のロックバンドが伝説を作ったんだろう?
席へ行ってビックリ。1列目の席が外されている為、実質的に2列目だった。舞台が近い!
2列目(実質的に最前列)の人達も驚いているのが面白かった。
舞台を見ると、照明の数が凄い!一体、何やるの〜?というぐらい。

開演。左右のスクリーンに、今までのハリガネロック映像が映し出される。
baseよしもと、2丁目劇場のものも!若い〜。
その中に、マンザイマニア X DAYの映像もあった。お客さんから紙テープでお祝いされ、
花束をもらった後の2人の姿。泣きそうになった・・・。
そして、スクリーンには 「2002年9月7日」 という文字。
abc会館でのエンディングトークの様子。
ユウキロックの「みんなで夢見ていきましょう!」という言葉が何回も流れる。
スクリーンに 「2003年3月19日」「遂に夢を見る日がやってきた」という文字が出て、
その後、タイトル。で、ハリガネロック登場!と思ったら、ドカーンと爆発3発。
舞台に近過ぎだったので、熱風を感じました。で、心臓バクバク。怖いよ〜。
でも、「あっ、これが『渋公爆発』か・・・」とも思ったり。

漫才(1)
ハリガネロック登場。渋公、凄い歓声。
ユウキロック「(爆発)ビックリしたやろ?」
そんなユウキロックは、舞台裏で「怖い…怖い…」と耳をふさいでいたそうです。(笑)
それにしても、漫才が始まっても火薬臭かった・・・

VTR『イベント3日前 苦悩』
ユウキロックが自室でパソコンに向かっている。パソコン、綺麗。
座ってる椅子も社長の椅子みたいで座り心地が良さそう。
ユウキロックの部屋から4軒離れて作家さんの部屋がある。大上さんは、そこでネタ作り中。
ユウキロック「ちゃんとやってんのかな〜。電話してみましょう。」
と、作家さん宅へ電話。
ユウキロック「おいっす。大上、ちゃんとやってる?まさかブリッジしながらネタ考えてるんちゃうやろな?!
電話を切り、「見に行きましょう」と、
ユウキロックが自分を映していたカメラを持って、作家宅へ。
作家宅のドアを開けると、ブリッジしながらネタを考えている大上さんの姿が!
ユウキロック「おまえ、何してんねん!それじゃ浮かばへんやろ!?」
大上さん「いや、頭に全部いくから・・・いいかな思て。」

2時間後。「ちゃんとやってるんでしょうか」と再び電話をするユウキロック。
電話をする時にコーヒーを飲んでいた。スターバックスのカップ・・・?
その後は、火のつけてない煙草1本を触ってた。
ユウキロック「ちゃんとやってる?まさか煙草10本いっぺんに吸ってるんちゃうやろな!?
再び見に行くと、煙草10本を一気に吸っている大上さんの姿が!
ユウキロック「何してんねん。」
大上さん「ちょっと一服しよかな思て。」
ユウキロック「で、ネタは出来てんのか?」
大上さん「・・・全然。」
ユウキロック「・・・・。」

1時間後。再び電話。
ユウキロック「まさか新ギャグのパチパチパンチの練習してるんちゃうやろな!?
再び見に行くと、パチパチパンチをしている大上さん。
で、パチパチパンチして途中でメモとってる。
その姿にユウキロックも笑いながら、
ユウキロック「お前、チョコチョコ何書いてんねん!(笑)」
ネタが浮かんでたんだろうか?(笑)
ユウキロック「お前、そのギャグ、島木ジョージがやってんで。」
大上さん「えっ!?」
ユウキロック「島木ジョージさんが10年以上前からやってんで。」
大上さん「ウソッ!新喜劇の?」
大上さんのお腹はポッコリだった。

1時間後。再び電話。
ユウキロック「まさか庭で素っ裸でラジオ体操してるんちゃうやろな!?
再び見に行く。作家さんの部屋に入り、すぐに庭へ。と、大上さんのセクシーな後ろ姿が!
本当に素っ裸。生まれたままの姿になっている。庭とは言え、外なのに。
ユウキロック「何してんねん!」
大上さん「いや、気分転換にラジオ体操しよ思て。天気もええし。」

2時間後。再び電話。ユウキロックの机の上に辞書が数冊置いてあった。
大変なんだろうな〜、ネタ作りって。
ユウキロック「大上、ちゃんとやってる?まさか雨の中で捨て猫を拾った男の演技してるんちゃうやろな!?
再び見に行く。作家さん宅の風呂場へ入ると、大上さんがシャワーを出しっぱなしにして
濡れながら猫のぬいぐるみを持って演技している。髪の毛がヤバイ・・・。
大上さん「おまえも一人なんか?舐めるなよ、くすぐったいやろ。」
ユウキロック「何してんねん!大上!」
大上さん「雨の中で捨て猫拾った男の演技・・・もうちょっと待って。
もうちょっとやったら出るから。」
ユウキロック「お前、まだやる気か!?」
バタンと風呂場の扉を閉めたユウキロック。自分にカメラを向け、
ユウキロック「解散しますわ。」

漫才(2)
2人共着替えてました。言葉遊びネタ。

渋公CM
漫才が終わり、暗転。が、大上さんだけが舞台に残っている。
と、チアガール数人が出てきてダンスを始める大上さん。
大上さん「(スカパーのCMメロディで)みんなー見てる、渋公見てる。
あいつも見てる。あいつは誰だ?あいつは・・・タマちゃ〜ん!」
スクリーンには、客席にいたタマちゃんが映し出されていた。(顔だけ…)
要はスタッフが人形持ってたんですけどね。(笑)
大上さん「もう1回行くぞー!みんなー見てる、渋公見てる。あいつも見てる。
あいつは誰だ?あいつは、あいつは、あいつは・・・松子〜!」
スクリーンには、客席にいるユウキロックのお母さんである松口松子さんが映し出されていた。
会場は大歓声。大上さん、舞台から手を振っておりました。
ラストは、「渋公〜〜〜♪」とポーズを決めて終了。

漫才(3)
ユウキロックのみ着替えました。
ユウキロック「目、離れてましたー。・・・もう飽きた?」(笑)
さっきの渋公CMに対し、
ユウキロック「何?今の。」
つ、冷たっ!漫才は、短かったのでビックリ。

VTR『イベント2日前 迷走』
「ある営業先にて」。ハリガネネタで、どちらが男前か?というネタがある。
お客さんに拍手で決めてもらおうというネタ。(詳しくは書きません)
まあ大体の結果は、皆さんの予想通り。今回もその結果だった。

楽屋へ入ってきて、不機嫌そうなユウキロック。
ユウキロック「オイ、おかしいやろ。」
大上さん「何が?」
ユウキロックは、マンスリーよしもと3月号を出し、『ヨシモト男前ランキング』を指差す。
ユウキロック「俺、24位。お前、25位。俺の方が男前やん。」
大上さん「で?」
ユウキロック「交替するからな。」
大上さん「えっ?」

2回目公演。ユウキロックの言う通り、逆にしてみる。
終了後、楽屋へ戻ってきたハリガネロック。
ユウキロックウケへんやん!全然ウケへんやーん!
と子供のように駄々をこねるユウキロックでした。

漫才(4)
登場で「オペラ座の怪人」のようなマスクをつけて登場。
渋公全体がポカンとした瞬間でした。(笑)で、2人共着替えてました。
漫才とは、少し違うような感じのネタ。大上さんの挑戦コーナーみたいだった。

『ユウキロックのおもしろプロレスビデオコーナー』
ユウキロックが一人で登場。タイトル通り、大好きなプロレスのおもしろビデオを紹介。
説明する時に、左右のスクリーンに順番に行く姿が可愛らしかった&嬉しかった。
私は、面白いな〜と思ったんですが、客の反応はイマイチ。その度に、
ユウキロック・・・次、行きまーす。」(小さい声)
ユウキロック「続きまして・・・長い?(笑)」
と言ってたのが面白かった。ラストには、
ユウキロック「俺自身は、めちゃめちゃ楽しかった。もう死んでもいいぐらい。」
と言ってました。(笑)ビデオ編集したのは、当然ユウキロックです。

漫才(5)
大上さんのみ着替えました。ボケとツッコミが入れ替わってたネタ。
全っ然、違和感なかったのでビックリ。

VTR『イベント前日 不安』
イベントへの不安を拭い去る為、大物にネタを見てもらうことにした2人。
その大物とは、NOAH社長の三沢光晴さん。(花がきてたのはこの所為か…)
1わぁ(最高20わぁ)で判定してもらう。
始めは、大上さんのギャグから。嘆きのあーあー、小上・中上・大上、新ギャグ。
どれも微妙な反応。(三沢さんの反応を見て、ユウキロックは大ウケ。)
続いては、ハリガネ漫才。漫才が終わり、判定をしてもらおうとするが、ボタンがない。
と、大上さんの頬に「わぁ」と書いてある。えっ?まさか・・・。
ユウキロック「叩いてください!面白かったら、強くお願いします!」
と、三沢さん必殺技のエルボーを思いっきりくらう大上さん。
(でも、三沢さんは左手でしっかり大上さんの顔を支えてあげていた。)
倒れ込む大上さん。そりゃそうだ。痛そう!
ユウキロック「ありがとうございました!」
と締めようとするユウキロックに向かって、
大上さん「お前もやれや!」
とユウキロックを引っ張る大上さん。断るユウキロックだったけど、そんな訳にはいかない。
エルボーをくらい、ユウキロックも倒れ込む。感想は、
ユウキロック「痛かったけど、こうやってるんやってわかったわ。
プロレスバカだった・・・。

漫才(6)
2人共スーツで登場。大上さん、ホストみたい。
最初は、下ネタ。あぁ、下ネタ大好き。最高。それからは、プロレス漫才。
技が前回の単独よりも進化していた。最後にこのネタを持ってきたのは、
前回の単独で学んだな〜と思った。面白いから好きではあるけど、反則技だよ。

エンドロール。前回の単独と同じものだった。こらー!使いまわしは許さんぞ!
でも、ラストの言葉が違った。

『俺たちの漫才はしびれたかい? byハリガネロック』

そして、またもやアンコールの声が聞こえてくる。恒例。

漫才(7)
2人は、バイクで登場!かっこいいー!大上さんは、ユウキロックの後ろにチョコンと乗っていた。
ユウキロック「お笑いのライブでアンコールなんてないで。
たまたま俺らが新ネタ1本用意してたからええものの・・・」
ハイハイ。(流す)漫才ネタは、時事ネタ。真っ当な漫才でした。
やっと、しっくり来たかも。

ネタ後、銀テープが飛び出す。(このイベントで寿命縮まった気がする…)
ハリガネロックは、上手・下手・中央でお辞儀。音楽ライブみたいだ。
トーク。ユウキロックが、途中言葉に詰まり、
ユウキロック「大上、何か喋っといて。」
ん?んん〜?どうやら、泣いてるらしい。涙は出てないけど。
大上さん「(泣くなら)言うてやー!俺も、目ガンガン殴ってでも泣いたのに!
大上さん・・・(笑)ユウキロック、何とか喋ろうとするけど、またもや、
ユウキロック「大上、ちょっと喋っといて。」
客から励ましのような声が出るが、
ユウキロック「泣いてへんわ!」
と、いつものユウキロックに戻ってました。と、大上さんがふと言う。
大上さん「俺、この服、裏表逆だった。」
と着直す大上さん。
大上さん「これが本物の柄です。」
ユウキロック「お前、凄いなー。平気なん?」
大上さん「今、気付いて。」
大上さん、大物過ぎ!

ユウキロック「漫才7本。やってる方も大変やけど、観る方も大変やったと思うんで。」
うむ、確かに。

今後について。
ユウキロック「(キャパ)ダウンしたらあかんからなー。九段下にちょっといい所見つけて…」
や、やめてくれー。
ユウキロック「まだ早いか?」
早いよ。(キッパリ)
ユウキロック「前回のabc会館で僕らとお客さんは出会って、この渋公でキスをしたんですよ。
この先もいきたいでしょう!Hは、まだいきすぎやから…ペッティングやな。」
大上さん「ペッティングしたら、そんなもん、すぐHするやろ!」
ユウキロック「おまえ、そういう事言うなや。」
大上さん。あなた、素敵過ぎます。

ユウキロック「じゃあ、最後は恒例のやつ、いきましょか。」
おっ、やるかー。って、まだ恒例になってない。客、ポカン。
ユウキロック「(客に向かって)何してんねん。」
「恒例のモノ」を知ってるお客さんが立ち始める。
ユウキロック「観に来てる芸人も立てよー。」
全員が立ち上がり、
ユウキロック「今日は、俺らもロックしてたけど、お前らも最高にロックしてたぜ!」
イエーイ。ここでは、まさにお笑いの盛り上がりではなかった。(笑)
「1、2、3、4、5、ローック!」で終了。
幕が下りてくる。2人は、手振って、お辞儀をしていました。


総評
漫才に関しては、合格点はあげられなかった。未完成が多かったように思えた。
でも、前回の単独でも『変化球』を見せてくれたハリガネロックは、今回も見せてくれた。
その新しいモノを自分達のモノに出来るかどうかは、今後次第。
自分達のモノに出来た時、多くの人が心から笑えるネタになるんだと思う。
それでも、渋公の舞台に立つハリガネロックは本当にかっこよかった。
最高にロックしてたと思う。
私が何よりも印象に残ったのは、大上さんの活躍。本当に大活躍だった。
これも大上ワンマンの成果?と思ってしまうぐらい、頑張っていた。
渋公は、最初で最後じゃなくてもいいと思う。私の中で、不完全燃焼があったのは事実。
だからこそ、わがままなお願いだけど、もっと力つけて、もっと面白くなったら、
また渋公でイベントをやってほしいと思った。キャパは確かに大きいけど、もう一度体験したい。
そう思わされただけで、ハリガネロックに負けたのだろうか?
単独へ行く前から、「甘い採点はしない」と心に決めていた。渋公だからこそ。
甘い採点をしなかった自分を誇りに思うし、ハリガネファンとして自信もついた。
ちゃんと判断できるファンで良かった。もっともっと精進しなければ。
ハリガネロックも、そんな芸人でいてほしい。そんなコンビでいてほしい。
次回単独に心から期待。キャパの大きさより、内容勝負で。
ユウキロック、大上さん、スタッフさん、お客さん、本当にお疲れ様でした。

・・・おまけ?・・・
マンスリーよしもと3月号で「俺はカマないぜ」と豪語していたユウキロック。
思いっきりカミまくっていたことを報告しておきます。(笑)


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