2003年09月07日(日) |
魁!ベース道場(中編) |
続きです
コバ「まずは、しっとりしたBGMが流れまして・・(流れる)いいですね。あっ、これ、セリフちゃいますからね。それじゃ、いきます。ミツオ『スミレちゃん、元気ないね。本当に来てよかったの?』」 友近「『何で?私は好きな男の人じゃなかったらデ−トなんてしないよ。』」 コバ「『ほんとにそうなのかなぁ?俺が思うに、トオルと喧嘩してヤケになって俺とデ−トしてるんじゃないの?』」 友近「『そんなことないよ!トオルとは終わったの。もうトオルのことは言わないで。』」 コバ「『そっか。じゃあ、さ、俺とキスしてくんない?』」 友近「『えっ・・・。』」 コバ「『俺のこと好きなんだろ?』」 友近「『そ、そ、それは・・・わ、わかった。いいわよ。』」 コバ「『嘘だよ、バカ。そんなに力みながら目つぶられたんじゃ、ロマンチックにキスなんでできねーよ。スミレちゃん、トオルのとこに戻った方がいい。』」 友近「『えっ、何で?私が・・・だから、トオルとは!』」 コバ「『いいかげんにしろ!俺はピエロになるのはごめんだぜ。トオルのことがまだ好きなんだろ?顔にそう書いてあるよ。』」 友近「『ミツオくん。・・・ごめん。』」 コバ「やっぱりね。俺の勘は誰よりもあだるんだよね。あっ、当たるんだよね。』(笑)」 ↑噛みました。(笑) コバ「で、ここでですね。扉が開いて、トオルが、何と噂のトオルが登場するんです。」 友近「あっ、出てきた。はい。」 コバ「『スミレ。こんなところで何してるんだ!ミツオ?おい、おまえ!スミレと何してるんだ!?』」 友近「『違うの!トオル、これには訳が・・・ミツオくんは?』」 コバ「(笑)。『ミツオ−!(殴る音)』トオルがミツオを殴っちゃいます。」 友近「あー、殴った。」 コバ「『いってーなぁ。おまえとスミレちゃん、別れたんじゃなかったのか?もう好きじゃないって言ってただろ。』『それは・・・。』『おまえもスミレちゃんもオバカさんだよ。そのパンチがスミレちゃんに対するおまえの愛の証なんだろ?』」 友近「『ミツオくん、私達のこと思ってわざと・・・。』」 コバ「『ミツオ、本当なのか?』『バカな友達持つと苦労するぜ。さっ、お邪魔虫は消えるとするか。』『ミツオ、すまない。』(笑)。『謝ることなんてねーよ。ただし、今度、スミレちゃんを悲しますことでもしたら、今度こそ、スミレちゃんの唇奪っちゃうからな。』」 友近「『ミツオくん、ごめん。そして、ありがとう。』 コバ「『大丈夫。俺、こう見えてもモテるんだぜ。スミレちゃんがいなくたって代わりはいるの。』ここでですね、その代わりと言うた、マチコが登場。」 友近「登場ですわ。『ミツオ−。まだぁ?早く行きましょうよ。』」 コバ「『待たせたね、マチコ。行こうか。』」 友近「『誰なのよ、あの子達。』」 コバ「『恋の下手くそな2人だよ。』と、2人が立ち去った後・・・。」 友近「そう。」 コバ「ねぇ、スミレとトオルが。」 友近「スミレが『トオル、ごめんね。』」 コバ「『俺こそ、ごめん。おまえの気持ちわからなくて、わがままばかり言って。』」 友近「『ううん、私が悪いの。』」 コバ「『そんなことないよ!スミレ、俺の話聞いてくれ。俺、スギウチトオルは今、猛烈にタカハシスミレに恋してます!』ここでメインテ−マがね、ざっと流れる。」 (流れる) 友近「『トオル、恥ずかしいよ。』」 コバ「『恥ずかしくなんてない!俺は、おまえが好きなんだから。結婚してくれ!』」 友近「『お願いします。』」
2人「うーん、なるほどー。」 友近「これ、古いタイプの恋愛ドラマですね。」 コバ「そう、さすがは身内に手出す作家だけあって。(笑)」 友近「ほんまや、そうなってる。」 コバ「甘ったるさが溢れております。これを、まあ、ちょっと変えていこうかと。」 友近「うん。」 コバ「ね。思う訳ですよ。」 友近「どう、ちょっと、どこをどうしてったらいいかな〜。」 コバ「登場人物は4人ですからね。ミツオ、スミレ、トオル、マチコと。今、ちょっとね、パッとやってみた感じ、友近さん、やっぱ難しいかな・・・。」 友近「どこがどうダメなんですか。」 コバ「ん〜、まあ、あのー、年の頃なら20代前半のドラマなのかな。結婚してくれみたいなんがありますんで。もしくは高校生ぐらいかもしれないけどね。」 友近「大丈夫です。」 コバ「ただねー、やっぱ、ちょっとおばちゃんって言うたら失礼ですけども。特に2人目に出てきたマチコ。もうやさぐれた感じがね。(笑)もしも中森明菜が芸能界入ってなかったらみたいな感じの。(笑)そんなやさぐれた感じが出てたんで。」 友近「いやー、それは敢えて、ちょっとマチコはお姉さんっぽいかなと思って、敢えてああいう声にしてみたんですよ。」 コバ「あー、なるほどね。まあ、どんどん変えていきましょか。」 友近「そうですね。」 コバ「最初ね、トオルがいないのにトオルの話題を繰り広げてるでしょ。」 友近「あぁ、そうですね。」 コバ「いないトオルトオルと出てくる。ここにちょっとインパクトを置いとかなですね、聴いてる人もついてこない思うんで。じゃあ、もう全部トオルの前に仲村ってつけることに・・・。」(笑) 友近「仲村トオルになってしまいますよ。いいんですか?」 コバ「だから、さっきの『俺が思うに、仲村トオルと喧嘩して・・・』(笑)」 友近「え〜?」 コバ「ほんなら、スミレがですね。『そんなことないよ。仲村トオルとは終わったの。もう仲村トオルのことは言わないで。』と。全部トオルという名前が出る前には仲村とつけると。」 友近「えー、ほな・・・ってことは、私はやっぱり中山美穂のモノマネせなあかんってことでしょ?」(笑) コバ「そうですね。まあ、これ、友近さんがやるかどうかわかりませんけども、オ−ディションで選ばれた人、若干中山美穂気味に・・・ちょっと読んでみてよ。」 友近「(中山美穂で読む)」 (爆笑) 友近「そういう感じでしょ?」 コバ「いいですね。はい。まあ、こっからどんどん変えすぎてもね、混乱招きますんで。あっ、でも、そやなー、ひきつけとかなあかんからなー。ちょっとひきつけが弱いのよね、やっぱ。今時キスてね。今やこの日本もスウェ−デンと変わらないぐらい進んでる訳ですよ、若者の。」 友近「挨拶代わりってことですか、キスが。」 コバ「そうです。そんなもん、もうねー、愛情の印でも何でもなくなってきてる訳やから、もうア○ルセックスぐらいにしといても。」 友近「大丈夫?それ。コバヤシさん。」 コバ「えっ、やめときます?」 友近「やめといた方がいいと思う。(笑)それはやめときましょうよ。」 コバ「あの、直接的な表現するのはよくないんで。そうか・・・じゃあさ。」 友近「キス・・・キスはね、でも、一番好きだな、私。行為の中で。」 コバ「何言うてんの、おまえ。(笑)やめて。想像もしたくないから。」 友近「想像したら・・・あ、勃起した。」(笑) コバ「帰って。もう、あと一人でやるから。もうおまえとやりたないわ。」 友近「嘘、嘘、嘘。」(笑) コバ「キス?キス、置いとく?」 友近「キス、置いときましょうよ。」 コバ「キス、置いときましょか。ほんまにキス好きなんやね。」 友近「はい、キス好き。」 コバ「『力みながらじゃロマンチックにキス』、この力みながらのところに、結構ア○ルセックスは掛かってくるんでね、俺の考えでは。あれ、力まれたら無理やから。」 友近「それはそうですけど、そういう品のないものは入れないようにしましょうよ。このドラマには。」 コバ「そうします?わかりました。でも、仲村トオルだけになっちゃうよ。」 友近「直すところが・・そうか。」 コバ「わかった。じゃあ、もう前半までは仲村トオルで押しましょ。」 友近「うん。」
後編へ続く・・・
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