2003年09月08日(月) |
魁!ベース道場(後編) |
続きです
コバ「で、トオルの登場ですよ。これ、もうトオルの気分やったら破滅やね。いちゃついてるようなところ見てしまった訳でしょ。ま、誤解やねんけども。」 友近「そうですね、はい。」 コバ「うん。これ、ミツオもヒロシに変えるか。」(笑) 友近「変えます?」 コバ「仲村トオルやから、清水宏次郎。宏次郎に変えるか。」 友近「いきましょか。清水はナシで宏次郎だけですか。じゃ、ミツオは宏次郎ね。(笑)何で名前が変わるんかがわからん。」 コバ「ただそれだけの脚本になってるからね。(笑)」 友近「手直し、名前変えるだけ。」(笑) コバ「となると、ここの喧嘩は一発じゃすみませんよ。」 友近「そうか」 コバ「パンチ一発じゃケリつきませんよ。」 友近「そうやったわー。」 コバ「2〜30回ボコボコボコボコ殴る音入れてもらわなね。」 友近「そうですね。ってことは、やっぱ、スミレちゃんは裏設定としては、酒蔵の娘ってことで。」(笑) コバ「そうやね。もうビ−バップハイスク−ルにしちゃうか、これ。」 友近「もうビ−バップになりますよ、これ。」 コバ「あれはキョウコやからね、役名。あっ、役名にしよか。」 友近「はい。スミレを?」 コバ「キョウコ。宏次郎もヒロシにしよ。となると、後で出てくるマチコはジュンコでええな。(笑)ま、とりあえず、これで配役の名前はすべて決まった訳で。」 友近「決まりましたね。」 コバ「ただ、まあ、シナリオ的にもね、どんどん変えていった方がいいんじゃないかな。」 友近「いや、そうですよね。手直しってことは、まあ、そういうことですもんね。」 コバ「友近としては、どういう感じがお好みなの?」 友近「そうですね、やっぱり・・。」 コバ「ハッピ−エンドがええの?やっぱり。」 友近「ハッピ−エンドはハッピ−エンドで好きですね、私は。ま、でも、言い回し古いのも好きなんですけど、元々もちょっと古いですからね、これ。」 コバ「うん。」 友近「手直しとなると・・・えー、台詞の最初に『よっ』とか『おいっ』とか、そういう部分を入れたいですね。」 コバ「あっ、中山美穂的に、キョウコの台詞は。」 友近「はい。」 コバ「でも、それが合わへんとこもあるけどねー。」 友近「そうなんですよ。」 コバ「いや、合わへんとここそ入れとこ。だから、最初の『何で?私は好きな〜』のとこも『よっ。何で?』(笑)」 友近「無理矢理。」 コバ「キョウコの台詞の前には全部『よっ』を入れましょ。」 友近「なるほど。」 コバ「あの狼狽するとこあるやろ。『俺のこと好きなんだろ?』って言われて。『よっ。そ、それは』(笑)」 友近「なるほどね。」 コバ「一番ラストの台詞の『結婚してください』ってとこも、『よっ。お願いします』って言わなあかん。」 友近「全部ですか、これは。」 コバ「結婚ってこんな軽いもんなんですねー。」 友近「ってなりますね。『よっ』を入れることによって。」 コバ「うん。」 友近「なーるほど。あとは、そうですね・・・あっ、あと細かいんですけど、『いい加減にしろ。俺はピエロになるのはごめんだぜ。』、『いい加減にしろ。俺はとんだ道化師だ。』っていうのはどうですか?」 コバ「何やねん!それ。」(笑) 友近「一緒ですけどね、意味は。」 コバ「一緒やん!それ。ほな、そうしとこうか。」 友近「表現を変える。」 コバ「そやね。『俺はとんだ道化師だ。』、なるほど。ほんまに変えただけやん、言い方。」 友近「(笑)。あとは・・・私が好きな言葉で、ものすごい好きっていう言葉の表現の最上級で『あなたを愛という凶器で殺してしまいたい』っていう言葉があるんですけどね。」 コバ「あ、それ、ボツ。」 友近「あれっ?」(笑) コバ「あんまり俺の胸にはガンとけーへん。」 友近「えぇー。ほな、やめましょか。プロデュ−サ−・コバさんですからね。」 コバ「それは勿論やめましょう。」 友近「うーん、じゃあ・・・。」 コバ「『今度スミレちゃんを悲しますことしたら〜』って、さっき読みながら恥ずかしかったから、これはマズイんちゃうかな思うのよ。」 友近「うん。」 コバ「『ただし、今度スミレちゃんを悲しますことでもしたら、今度こそスミレちゃん(キョウコ)の実家の土地の権利書奪っちゃうからな。』、それぐらいにして切迫感を出させるっていう風に変えときます。」 友近「あー、ちょっと恐いですね。危機感ありますね、それは。」 コバ「うん。ま、とりあえず、今週はこんなもんにしとくかな。ま、来週も手直しも加えて、BGMや効果音もつけてみて。」 友近「あー、そうですね。雰囲気出ますもんね、そうなったら。」 コバ「そういうことでいきましょうってことで。以上、俺プロデュ−スでした。」
コバ「はい。という訳で、あっという間にエンディングなんですけども。」 友近「はいっ。」 コバ「この『魁!ベ−ス道場』ではですね、リスナ−の皆さんからのお便りを大募集していますってことで、友近さん、よろしく。」 友近「はいっ。言います。」 コバ「言いますって何やねん。」 友近「(笑)。お葉書の宛先を言います。お葉書は〜〜」 (うまく言えてました) コバ「まあ、久々にやったけども。」 友近「はーい。」 コバ「ねぇ、いいもんですね、名古屋っていうのはねぇ。」 友近「そうですね〜、名古屋は・・私、名古屋来て美味しいものまだ食べたことないんでね、一度は・・コバヤシさんにね、ご馳走になって。」 コバ「あっ、ごめん。俺、ちょっと用事あるから・・。(笑)ちょっと君の相手ばっかりもしてられへんし、僕もちょっと名古屋を一人で徘徊したいんでね。」 友近「そうですよね、わかりました。」 コバ「ま、2週目に期待してくださいってことで。」 友近「はい。」 コバ「という訳で、今夜のお相手はケンド−コバヤシと」 友近「友近でした。また来週〜。」 コバ「さよなら!」
以上です。長くなり、申し訳ありません。
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