Stage Diary
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Yoshimi.Aが観た舞台の感想です。
レポートではなく感想だけを載せてたりすることが多いかも…。(^-^;


2003年04月28日(月) 『風と共に去りぬ』

千秋楽公演の『風と共に去りぬ』…ちょうどGWにはいってくれたので、平日でも観に行くことができました。
本当は、地元でやるにも関わらず、観に行かないつもりでしたが、母が行くというので、そのお供で…。(^。^)>

で、初演の時とどう違うかといえば…

家のミニチュアがなくなってた…。(;_;)
ところどころ、端折られていた。<名古屋だから…?それとも、演出で…?

とにかく、『なんであんな無茶なキャスティングをしたんだろう…』って考えずにはいられませんでした。はっきり言って…

『なんでアシュレーをあんな若造(笑)にやらせるの!』


いや、だって…アシュレーつったら、スカーレットの『憧れの人』なのに…石井さんじゃあ若すぎます!真央さまの『憧れの人』ですよ!?
物語に説得力がなさ過ぎ…(-_-;
今井さんのアシュレーが今となっては懐かしいです。

バトラーに関しては、初演で観たのがインパクトの強いあの方だったので、いい噂は聞いてなかったんですが…噂ほど酷いバトラーでもなかったと思います。
ただ、真央さまが気に入らなかったのは、旦那様と演技タイプが似ているから…?
私は…祐一郎さんよりも今井さんの方がよかったと思うんですけどね。
ただ、初演がインパクトの強いあの方で、それを想定して書かれた脚本だっただけにどうしてもつらいものがありますね。再演の時に直すといっても、骨子が既にできあがっているものでは直す箇所も限界があると思うし…。
あと、アトランタからの脱出の場面では、乱闘シーンで、一生懸命足を振り上げてる姿が…泣けました(笑)。
でもやっぱり、今井さんは押し出しの弱いところがあるからそれで損をしてる!
それでも『掌』を聴いた時には『やっぱり、今井ヴァルジャンも観に行こうかな…』などという気にさせられました。もう、7〜8月はいっぱいいっぱいなので、行くのなら、9月かな…?(いや、本当は9月は行かないつもりだったんだけどな…)(^^;

スカーレットに関しては、あまり言うことなんてないでしょうね。
…というより、このミュージカル自体が真央さまの為に書かれたものだから、何を言ったとしても無駄になる気がします。
ただ、あの歳であの声をキープしてるのはすごいけど、もう少し時の流れを感じさせてくれる音程で歌っていってほしかった。
でも、…今まで、どうしてもスカーレットが好きになれなかった理由というのがわかりました。それは…

いつもうちで同じような性格を見ているから(笑)

姉の性格にそっくりです。長女で甘やかされて毒も棘も撒き散らしながら生きているくせに、それでもちゃっかりと美味しいところをさらっていくところとか、ピンクの服を着てるくせに、『落ちついた服装にしてみた』って平気で言うところとか、自分が世の中の中心でなくては気がすまないところとか…同じですとも!(T^T)
だから、わざわざ劇場まで観に行きたくはなかった…ような気がします。

そんなこんなな『風と共に去りぬ』でしたが。これだけは言いたいことが…!
ひずるさん、ダイエットされたんですね…。(^^;;;
顎のあたりが以前よりすっきりされてたんで、なんだかホッとしました。

それから、カーテンコールの時にダブルキャストだった岡幸二郎さんが登場しましたが…人の意表をつくのが大好きな方だけあって、『ジャガイモ抱えた姿』での登場でした。てっきり、出てくる時は茶色のスーツだと思ってたんですが…。

ただ、成長というものは感じられない舞台だったんで、どうも面白味に欠ける舞台でした。やっぱり、私はこの演出家との相性は悪いです。
必然性のない曲が入れられてたり、アンサンブルは動く背景扱いされてたり、だから、日本のオリジナル・ミュージカルは馬鹿にされるんでしょうね、と思わずにはいられない。どうしても…!
そして、今度は私にキャスティングさせてくれ〜〜ッ!…って言ってみたり。


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