壮大なスケールは大変だって気がついた

 結局モルダウの伴奏は、ピアノ講師に頼むそうだ。
「難しいから」だって。
 CD伴奏は嫌いなので、お手数かけますがよろしくお願いします。 S先生。

 ということで、まじめに練習しているが、大変になってきた。
 いつものこと、と言えばいつものことなのだが、楽譜だけ見て舐めてると後でこっぴどい目に遭う。
 そして今、こっぴどい目にあっている。
 始まりに16分音符の連続があって、速度記号がallegro。
 それが終わると雄大な川の流れを表すパートに入る
 しかし、同じテンポで続けなくてはいけないのに、前の16分音符の流れがぶち切れず、スピード感たっぷりの「急流河川モルダウ」になってしまう。
 それじゃあいけない。 アメリカ人が喜びそうな川じゃダメなのだ。
 なんつっても壮大なスケールを出さなければならない。
 楽器をめいっぱい響かせてやらなければピアノに負ける。
 勝負だ。 戦いだ。 伴奏に負けるようなソロじゃダメなんだーー!

 ……興奮ひとしきりだが、そういうことなの。
 そういうことだから、大変なのよ。
2008年09月18日(木)

Solfeggio〜レッスンで感じたことを。 / ちるるん。

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