鼻くそ駄文日記
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11月3日は飛行機に乗りました。 ぼくは飛行機が嫌いです。 落ちたら死ぬのがこわいんです。 だけど、男はいやなものから逃げてばかりはいられない(女性でもそうでしょうが)。 というわけで、飛行機に乗らざるを得ない状況に追い込まれてました。 行き先は高知。 飛行機会社は、JALの子会社のJ-AIR。 プロペラ機じゃなかったんですが、五十人乗りの小さい飛行機でした。 乗る前からいやな予感がしてました。 空港に着くと「悪天候により三十分の遅れ」。 びびらせてくれます。 飛行機に乗り、普通に離陸。たとえ、普通だろうが、変態だろうが、飛行機の離陸はすごいスピードで浮き上がり、おしっこちびりそうになります。実際にちびったら、マニアを喜ばせることになるんでしょうが。 そして、飛行している最中でした。 ごつんと鈍い音がして、機内の電気が一瞬消えました。 スチュワーデスさんが言います。 「現在、当機は乱気流を通過しています。多少は揺れますが飛行には影響ございません」 って、おいおいホントかよ! とびびっていると更に追い打ちが。 「ただいま、機長からの指示により客室乗務員も着席いたしております。お客様は各自でシートベルトの状況をご確認下さい」 とスチュワーデスさんは言いました。 なんと無責任な! 死を覚悟しました。 いっそのこと、死ぬ前にスチュワーデスを犯そうかなあとまで思いました。 なのに、無事に高知空港に着きました。 案外、飛行機って落ちないのね。 スチュワーデスさんを犯さなくて良かった。
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