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2001年09月26日(水) |
加藤晴彦くん・再び。っていうか「タイフー」ラスト! |
「早乙女タイフー」くーーーーーーーーーーーーっ!!やっぱり、加藤晴彦、いいっす!もう、めっちゃ、ラブリーで、「海の正義の味方」でした。キャスティング大成功!!だと思います。
んとね、大竹海岸閉鎖を止めて欲しいっていうのを、議会で再審議してもらうために1000票の署名を集め、議会にたくし、大竹ライフセービングチームとしては、解散状態になってしまいました。 で、彼らはどうしていたかというと、まず、残り600票を集めるために、実は会社の御曹司だった監視長が、自分が跡を継ぐのを交換条件に、顧客名簿をもらったの。(全員に了承をもらってないと思うんだけど、それって、公文書偽造?)だから、引き換えに、東京で、昔で言う、丁稚奉公ですな、百貨店の納豆実演販売を虚しくやる毎日。怒られようと、「これはライフセーバーの色ですから」、って黄色のワイシャツと赤のネクタイで。 看護婦の弥生ちゃんは、監視長について、東京で看護婦をしながら二人で暮らすようになってたのね。 あと、町役場を辞めてしまった一色紗英ちゃんは、「海の家」の娘のタレント進出時、マネージャーとして一緒に就職した様子。この二人同士以外は連絡を取ってなかったみたいなんだけど、紗英ちゃんが、デパ地下の納豆売り場で、監視長と再会する。 嵐ちゃんは、「金がいる」って、急に東京に出てきて、肉体労働をしているらしい、ってことを、監視長に一度連絡してきたきりらしい。「お金が要るって、嵐さんどうしたんでしょうねぇ。」紗英ちゃんの心配も知らず、嵐ちゃんは今夜も肉体労働。そして、栄養失調で倒れる。また、これが、運ばれた病院が弥生ちゃんの勤めてるところで、弥生ちゃんは二人を呼びよせ、「お前の命は検査の結果、明日までや、意地はらんと、会いたい奴おるやろ?」再会を果たす4人。でも、その時脳裏によぎったのは、他でもない、初対面から大嫌いだったあいつ、タイフーだったんだけど。
4人は、お台場あたりの海岸(?)で、しんみりしている。全てをかけていた再審議、それが結局転覆ならず、そのまま、大竹海岸は閉鎖され、大型リゾート開発されることになったという新聞を読むのだ。うなだれる4人。「凪子は、東京の人はかわいそうね、これを海だと思ってるのね」そう言ってた、という嵐ちゃん。実は、お金をためて自分たちのライフセービング会社を設立すれば、大竹海岸閉鎖さえ免れれば、自分たちでまたあの海を守れる来年の夏があるんじゃないかと、焦っていたのだった。「甘かった。」そうだね、大きな市民運動にでもならない限り、もっかい審議するだけだから、(普通市民運動になると思うけど、それだけ集めれば、あ、400票は違うのか・・・)観光収入、それに伴うモロモロの税収アップ、そういう目先のことに目がくらんで、っ町議会では、却下されたのね・・・。
あれから、3ヶ月後の出来事でした。しかし、うなだれる4人の前に「海はラブリーかい?」の紙飛行機を飛ばしてきた野郎が!あのまま姿を隠してしまった、タイフーが、新聞を読んで帰ってきたのだ!うーん、さすがタイフー?ここに4人が集合してること、なんで、わかったんだ?「何やってんだよ。帰るぞ。凪子があの海にはいるんだよ。」(篠原涼子の凪子、よかった。彼女の笑顔のフラッシュバックが、タイフーたちの「なんとかしなくちゃ!」をかきたてるのに効果的だったと思う。) タイフーは止められない。閉鎖の動きも彼らに止められるのもではなかった。が!
視察に来ていた町長が、なんと、海岸にたばこをポイ捨てするんだよ。本能的にそれを拾い、町議会に乗り込むタイフー。もちろん一席ぶつよ。「海は、本来ラブリーじゃなきゃいけない。海は弱い者も、金の無い者も、誰でもが来れる、最後の楽園でなきゃいけないんダーーーーーーー!」ってね。でも、本当の用事はこれ、って町長に、「海にゴミ捨てちゃダメでしょ」って、すいがらをはじき返す。そして、追いついた4人に、「あいつらしい」って見守られる中、帰る。
そして、2002年夏。海開き前の大竹海岸はそこにあった。彼らのライフセービング小屋も。なんと、あのポイ捨てで、なんか、不評を買った、町長がリコールされ、新町長に監視長のパパがなる。監視長と弥生ちゃんの生まれくるベイビー、つまり、「孫に、この海を見せられなくなってもいいの?」で、閉鎖は却下。タイフー達に、また熱い夏がやってくる。 大切な人に、大切な場所を残せるか?見せたい風景を残せるか?しかもそれが次代を担うベイビー、これがキーになるとは・・・。ずっと、大切な人のために、大切な海のために全ての行動が本能的に決まっていたタイフーの物語にふさわしい、展開かも。現実はそうはいかんよ!という大人たち。友情や愛情は、やはり、源なんだよ。
そしてそれぞれの去年から、今までがオーバーラップしながらエンドへ。一つ違うのは「期間限定、夏季限定、そんな冷やし中華みたいな」ライフセーバーこと海の正義の味方は、期間限定じゃなく、真冬もゴミを拾ってたのさ!!
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