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2001年10月15日(月) |
「Antique西洋骨董洋菓子店」の必要性 |
私は、10日ほども日記を更新しなかった。スペシャルドラマ、バラエティのスペシャル、新番組を含む番組宣伝のためのバラエティスペシャル。盛りだくさんだった。オンエア時見たり、ビデオ録画を見たり、まだビデオの中のものもある。私の書いてる事の大半はミーハーで、くだらないものかもしれないが、まぁ、私が楽しいからいいか、でも、それを親切にも寛容な心で読んでくださったり、見るドラマの参考にしてくださったり、あ、そういう役者もいるんだぁ、と興味を抱いてもらったり、舞台も面白そうね、なんて思ってもらったり、してくださる方も奇特にもいらっしゃるので、くだらないものしか書けなくても、多少、緊張したり、文章について考えたりするもので、ちょっと、時間がかかったりする。(言い訳ともいう)
前回の空白は埋めたんだけど、そのときは、色んなものが一緒くたになって、どーっと頭に溢れて、どれもまとまらなくて、結局いっきにアップ!ってことになった。 今回はでも違う。前回みたいに少しずつは考えてるものもある。だから、ある日、ふっと「OLヴィジュアル系」とかが、その空白にアップされるかもしれないので、ぬかりなく、チェックしてください。(なんか上の文章とギャップある態度やね・・・)
今回はね、「ウソコイ」でも書いたけど、鴻上さんの「ファントム・ペイン」という、第三舞台の二十周年記念と十年間封印記念を兼ねた公演がありまして、それにつかまっちゃったんだよなぁ。
しかも、その間に、マイダーが出演していた「反乱のボヤージュ」がね、「ファントム・ペイン」にはさまれるスケジュールになってしまったのよね。正直、「反乱の〜」には、そんなに期待していなかったんだけれど、これもよくてねぇ。私には咀嚼する時間が必要だったんだ。鴻上さんのセリフを借りると、せっかくの語られた言葉と、語られなかった言葉について、考えなければならない気がしてたまらないんだ。(なんか佐野元春みたいなしゃべり方だわね)それでちょっと煮つまるっていうと、おおげさだけど、他のドラマの事も、たとえば、電話で友達にばーーっとしゃべるならできても、「書く」となると、そうたいしたこと書けるつもりないんだけど、なんだか、ピントのあわせどころが今ひとつわからない、っていう感じになってしまったのだよね。
だから、「反乱の〜」については、書けるかもしれないけど、「ファントム〜」に関しては、どうなんだろう。書かずにはいてもたってもいられなくて書くか、とーーってもミーハーに、役者さんたちについて書くか、しかできないかもしれないね。でも、書きたいんだけどね。
なんて、思ってるところへ、「アンティーク」見ましたわいなぁ。なんか、妙にほっとした。やっぱり、こういうドラマ、必要やねんわ。キレイな顔の男たち・・・。 もちろん、上のニ作品と比べて、軽い、と思ってるわけじゃ決してないんだ。これは、原作の漫画も気に入ってるし、役者も気に入ってる。音楽が、全部ミスチルっていうのも、1回目は耳障りなところもあった。ほら、今時の歌って、歌詞、聞き取りにくいでしょ?きっと場面に合わせて選曲してるのに、セリフの邪魔!と思うシーンもいくつかあった。でも、2回目は慣れたか、邪魔!とまで思わなかった。 漫画の独特の間を、結構つかんでるような気がした。小雪は、原作にない登場人物なんだけど、小雪のとぼけた感じもスゴイ好きだし、まだわからないけど、ストーリーテラーというか、何気にそういう役回りとして配置されてるのかもしれない。ボクシングジムの会長の「ラーメン屋とかラーメン屋とかラーメン屋とか」エイジの「俺が今まで食ってきたケーキに比べたら、これは、もう、おケーキさまさまだぁ!!」とか、原作のおいしいセリフとってるし。ちょっと、藤木が、厨房でもかっこよすぎるのが、難点か?原作の、魔性の天才パティシエは、厨房では、ぼーっとしてるから。キレイすぎるかな?桔平さんのオーナーも「いいんじゃないのぉ」だし、それに、なんと、はや、2回目にして、ナゾの男、ちぃちゃん!(阿部ちゃん)正体明かすし。原作読んでなかったらどうかな?わかんないけど、結構、この微妙〜〜な、間が、私は好きです。ただ、悪いけど、えなりくんは、どう使うの?彼、1回くらいならいいけど、オーナーにメニュー放り投げられて、面白いのその扱いだけで、だから、毎回はきついんちゃう?どうするんやろ?
2回目は、原作にもある、エイジが昔ボクサーだった頃を知る、負けつづけのボクサーと彼女の話。このボクサー、原作では、熱いやつなんだけど、粗暴っていうか、馬鹿っていうか、ちょっと情ない。阿佐ヶ谷スパイダースの長塚圭史がやったんだけど、粗暴っていうか、声をそう荒げないのね。でも、熱さとか、ちょっとお馬鹿なとことか、でも、彼女を大切にしてるとことか、うまくはまってました。静かなトーンの声で。 エンディングがね、毎回、その回で、登場した人物が横断歩道を渡ってるカットと、レギュラー陣の絵をハッピーに通り越すカットが入ってる。そして、ラスト、エイジの持つケーキもその日のケーキ。1話は「天使の羽」、2話は「愛の井戸」。凝ったつくりにはなってると思う。まぁ、なんにせよ、次回からは、ちぃちゃんの活躍(?)ぶりが楽しみだわ。
ということで、「アンティーク」は、当初の予想を上回り、ある意味でもっちゃんにとって、なくてはならないドラマの一つになったのです。
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