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2001年11月25日(日) マイダー@ガッコの先生 カリスマ山岸先生はテニス部のキャプテンだったのか?

 うぅ。つまらない。「嫉妬の香り」がなかった。関西社会人ラグビー大会。いいよ、別に。ラグビー、私はよくわかんないけど、好きな人は観たいだろうさ。私だって、アイスホッケー観たいもん。だからいいよ、ばんばん、放送してください。でもさ、よりによって、「嫉妬の香り」の時間にしなくてもいいんじゃないかなぁ、とか思うのさ。

 「嫉妬の香り」。いったいこれは、どうしろっていうんだ?見てる側に、恐怖を感じて欲しいのか?同情して欲しいのか?よもや、まじで笑いをとろうとしているのか?そんなことを思いながら見てるよ、私。伊藤英明、いい役すぎないか?そもそも君が発端では?そして、番組始まる前は、唯一のいい人の役?と思っていたオダジョーが、果てしなく壊れていってるし。誰のせいってわけじゃなく、運命の歯車がそっちへそっちへまわっているのねぇ。気の毒に・・・。でも、ミノリが、ぼけぼけすぎないか?いい人ぶって、裏切られた人ぶってる、政野、君が早希をしっかり見ていてやれば、こんなことにはならなかったのではないか?「未来への復讐」なんて、ややこしいことを何で考え付いて、これで大丈夫、とか思ったのか?早希。歯車の外にいたはずのテツシ。気の毒じゃないか・・・と、同情はしかし、していられまい。まんまと早希によろめいたじゃないか。・・・・・面白すぎる。気の毒だけど、面白すぎる。セリフの一個一個に、逆に、精魂こめられてる気がするくらい。

 そして、ついに、今週は、笑ってばかりいられないのか、テツシの身に、とんでもないことが!?って予告だったのよ。うぅ。つまらない。「うあーっ!」と叫んで崩れ落ちる堺雅人。「う」に点々をつけて読んでください、ってくらいの堺雅人。来週までおあずけなんて、つまらなすぎる。「うわーん。」泣いてみたりする。程でも無いけど、もちろん「う」に点々はいらないけど、寂しいぜ。堺雅人、1週間おあずけですかい・・・・・。

 そこで、「ガッコの先生」の第5話「偏差値お化け」にゲストで出演した堺雅人を反芻する事にする。
 いつ収録したのかわからないけど、テツシばっか、やってたら、しんどいでしょうから、間に撮影が入っていたら、丁度いい空気の入れ替えになったのでは、と勝手に心配する母心。(母心、とか、書くと結構寂しい・・・)ファン心理。この方がいいね。うん。でも、「五辧の椿」の撮影も、同時進行してるだろうから、テツシ1本じゃないんだけどね。
 
 ガッコの先生、堂本剛のクラスの生徒、白石君が通う、塾のカリスマ講師、山岸先生の役。ぱきぱきっとしゃべって、「子供たちの能力を延ばしてやるのが自分の仕事」、とか言いつつ、「人数が多いもので」と、自分の受け持ちAクラスの生徒も番号でしか、覚えていない。ちなみに白石君は131番、だった、と思う。
 白石君が、授業中に、高度な塾の問題をやっていたことが、仙太郎(剛)の目にとまる。ちなみに白石君は、学級委員長。どんなとこやねん、と見学に行った塾にいたのが山岸先生!

 こ、こいつは?数日前、素子(竹内結子)に電話かけてきて、デートに誘った男ではないか?家ではがさつな女教師、素子。電話に出た途端、瞬時にしてよそ行き声にかわった。「やぁねぇ、ただの大学のテニス部の先輩よぉ。」素子を好きなアックン(ココリコ田中)と見張っていると、左ハンドルの車で素子を送ってきて、「さっきの話、考えといてくれるね。真剣なんだ。」と言って、きっざーに去っていく。堺雅人、気障な役も似合うわ。くふふ。そこでだ、仙太郎は、アックンに「プロポーズに違いない」とか、「テニス部、言うたら、そら、キャプテンやろ。かっこええなぁ。」とか、プレッシャーをかけて楽しんでいたのだが、まさか、それが、白石君が、担任の自分より尊敬する塾の先生やったとは・・・。

 見学の日、モニターを通して見るキャプテンは、そんなスピードついてこれるのかよ?というくらいのあざやかな、立て板に水で問題の説明をし、プリントを3種類配る。言ってる本人もどのプリントがどうなのか、わかってないんじゃないか?堺雅人よ・・・そう思えるくらいのパキパキしたセリフ!!その後も、仙太郎に呼び止められ、ヨドミなく、塾の趣旨なんかを説明したりする。剛のとろっとした関西弁(これが、仙太郎を生かしていると思うが)に、みごとに反したぱきぱき度。

 しかし、白石君が、塾の実力テストでAクラスからBクラスに陥落してしまった。白石君はあまりのショックで、部屋に閉じこもった。仙太郎は、キャプテンに「尊敬している山岸先生が、一言声をかけてくれたら、またあいつも頑張れるんやないかと思う」と頼みに行く。「もう、ボクの生徒じゃないです」「彼はもうダメですね」「131番、御三家を狙ってますね、学力だけじゃなく、精神力も必要ですから」身も蓋も無い。でも、それでもと仙太郎は頭まで下げる。「時間があったら電話します」立ち去る山岸。

 もちろん、山岸から白石君に電話などない。結局仙太郎の気持ちが通じて、白石君は部屋を出てくる。クラスにも馴染む。そして、「でもボクは塾はやめません。今の目標は御三家ですから」まるくおさまるのである。え?素子のプロポーズ?それは、塾の先生になる気はないか?という、申し出、だった。そして、素子は、それを断った。まるくおさまった。

 「教育熱心ないい先輩よ」と、素子は言うが、そうなのか?山岸。それとも変わってしまったのか?そう、ガッコの先生に対し、完全に「悪い人」でなく、そこそこ「嫌な奴」という山岸。いい人っぽくなりがちな、堺雅人、うまかったのではないでしょうか?ホントはいい人なんだけど、っていうのが、ちゃんと見えないあたり、よかったと思います。それに、滅多に見れない、スーツ&ネクタイ着用。贔屓目で、よかったです。もうちょっと出番あってもよかったです。

 ところで、本当に言うんでしょうか?いい学校上位3校のこと「御三家」って。御三家って、舟木一夫とかだしょ。新がつくと西城秀樹とか、ね。で、山岸、っていう役なのに、ドラマの中でほぼキャプテンと呼ばれていた堺さん。設定は、ほんとにキャプテン?ナゾは残るのであった。


もっちゃん |M@IL( ^-^)_ヲタ""日常こんな劇場( ^-^)_旦""

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