解放区

2014年02月05日(水) 第二章。

城陽市に「俺のラーメン あっぱれ屋」というラーメン屋がある。

本当に他に何もないようなド田舎の山の中にポツンと幻のように存在しているラーメン屋なのだ。営業時間が昼間のみで日曜休みという、やる気のまるで感じられない営業形態かつとんでもない立地にもかかわらず、連日行列が絶えない。

食べに行った人のレビューも絶賛の嵐で、かの食べログでもラーメン屋全国一位になったこともある。京都だけでみると、たしか5年連続1位だ。

「正直ほんまに旨いんかいな、その特異な営業形態のために旨く感じているだけなのじゃないのか」などとてめえも懐疑的だったのだが、一度食べに行って、あまりの旨さに衝撃を受けた。一時間以上行列したが、それだけの価値はあるだろうと思う。スープも麺も非凡だったが、てめえが感動したのはしっかり仕事された「具」であった。詳細を書くとそれだけでいくらでも書けてしまうので、ここには記さない。

その「あっぱれ屋」が、2月3日から「第二章」として「塩とんこつ魚介ラーメン専門店」として生まれ変わったそうだ。てめえはこのニュースを聞いて本当に驚愕した。今までの名声をかなぐり捨てて、新たな挑戦を始められるということ。これは本当にすごいと思う。そして、やはりあっぱれ屋が並の店ではないことを確信した。



どうでもいいが、去年の年末だったか偶然にてめえの過去の日記を発見してしまった。自分的には「黒歴史」そのもの(特に前半は)だが、今思うと貴重な記録でもあったと思う。

そして、その中でてめえは「これはビンボー学生のサクセスストーリーである」と記していた。そして、確かにそれはある程度達成されたと思う。

てめえはビンボー学生ではなくなり、今は食べたいものを食べられる、読みたい本をいつでも買えるという幸せがある。物欲はあまりないのでこれで良いのだ。


そんなてめえは、ここにサクセスストーリー第二章を記すことを宣言します。読んでいる人はほとんどいないけど。まあ何を書くというわけではないのだが、どこかに書いておかないと達成できないような気がする。今までちまちまと書いてきた駄文と、好きな歌詞の自分なりの訳文が何がしかのトレーニングになってくれると信じている。

「まだ本気を出していないだけ」などと恥ずかしいことを言わないように、しばらく生みの苦しみと喜びを感じてみたい。


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い・よんひー [MAIL]

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