2014年04月16日(水) |
STAP細胞について、その後というかもうほぼ最後。 |
昨日は飲みすぎた。
今朝は体が言うことを聞かず、アルコールを抜くには炭水化物だと珍しく朝飯を食べたが体が受け付けず、しかしなんとか朝ごはんを食べたので、今度は逆に午前中体がだるかった上に一日中下痢したわ。体は何かを一生懸命排出しようとしていたのだろうな。やっぱ朝飯は食うもんじゃないな。今後は二日酔いの朝は、野菜ジュース+五苓散(+黄連解毒湯)で対応しよ。
今日の笹井氏の会見をまとめて見たが、なかなか面白かった。小保方さんの会見は、正直笑うポイントがたくさんあったがこの人の会見は本当に真摯だと思った。正直、器が違いすぎる。
マスコミ的には「STAP細胞は、ありますぅ!」と叫んでほしかったのだろうが、この人は絶対に言わないな。しかし、言い方は悪いが「品格のある会見」だった。小保方さんは完全に一般国民に訴える作戦だったが、彼は逆に科学者として会見していた。あの会見内容は、一般国民にはまったく理解できないだろうとおもうが、それでいい。
そして、STAP現象があると考えないと理解できないことがある、と言った彼からは二つのことを感じた。
一つ目は、科学者としての本音。おそらく彼は、初めて小保方さんからこのアイデアを聞いた時、本当に興奮で体が震えたのだろう。それはてめえにも理解できる。この「死ぬくらいのストレスを与えると万能細胞になる」というアイデアに衝撃を受けるのは、おそらく医師としての本能だと思う。というのは、医師であれば納得できる哲学を含んでいるからである。そしててめえもそうだった。
二つ目は、小保方さんへの思い。彼はこの期に及んで、彼女を擁護しようとしている。それは保身でも何でもない。おそらく彼は、彼女の実験内容に関してはもうほぼ信用していないだろう。だが、彼は彼女のことを擁護した。そしてこれは「不適切な関係」とは無関係であるという印象を持った。
てめえは本当に幸いなことに、大学に進学したことで、ありえないくらい優秀な人々と出会う機会があった。そして彼ら彼女らと接していて感じたことは、本当に優秀な人たちは「非常に情が深い」のだ。とにかく友人や家族を本当に大切にする。そして、友人が窮地に立ったら全てを投げ打ってでも助けに行く。
彼ら彼女らは絶対に人を陥れない。「絶対に間違っていること」以外は、本当に情のままに動く。意外なようだがこれは真実である。
今回の笹井さんの会見からは、そういった擁護を感じた。今回の会見を見ていたが、彼は非常に頭が切れる。受け答えを見ていたらそれが良くわかった。さすが京大医学部。
そんなありえないくらい頭の良い彼は、一つ一つ検証していく中で「小保方さんがとんでもないことをした」ということはすぐに認識しただろう。そして、そういうことをする人は、おそらく今まで彼の人生の中で出会ったことはないはずだ。
しかし彼はばっさりと彼女を切らなかった。一瞬でも、夢を共有した仲間だから。こういう優秀な人は、仲間認定をすると死ぬまで守ろうとする。ただし、それは相手が裏切らないという前提のもとである。小保方さんの出方によって、今後彼がスタンスを変えることはあるかもしれない。
しかし、TCRの再構成がなかったということが覆らない限り、てめえはSTAP細胞はないと思う。そして理研がこっそりと再構成がなかったという告白をしたのは、おそらく笹井氏が書いたシナリオだろうな。とすると、彼は、今日熱弁していたSTAP現象はなかったと理解しているはず。ただし、今後証明できるかもしれないという考えを、彼は持っていると思う。
しかし相変わらずマスコミはアホの塊やな。「あなた自身に功名心があったのでは?」って、お前誰に質問してるねん。初めてnatureに論文を載せる人ちゃうで。natureには10回も論文掲載されており、今年上原賞まで受賞した人が功名心で論文書くと思うのか、本当に腹が立った。笹井氏は一つも表情を変えずにまじめに答えていたのは本当に素晴らしいと思った。てめえなら席を蹴飛ばしそうだが。いやそもそも研究しませんから。
あと、昨日オボちゃんがひっそりとプレスリリース出してたことを知った。「私はSTAP細胞を作って、当時同じラボの上司だった若山氏に渡した。その後STAP幹細胞を作ってマウスを作ったのは彼の仕事なので、渡した後のことは全く知らない」だって! てめえは腰を抜かしただけではなく、彼女に狂気を感じたぞ。その渡した細胞は若山氏の渡したマウスと違ったのに? ということは、若山氏が捏造した、という可能性を暗に言っているわけだ。こないだの会見でも狂気は感じていたが、この言い分はすごい。彼女は笹井氏とは異なり「情」なんて全くないようです。
しかしSTAP幹細胞を若山氏が作って、論文を笹井氏が書いた、しかも元々のアイデアがハーバードのヴァカンティだったとしたら、彼女の役割は何? 不適切なデータを作っただけしか残らないが、じゃあなんで筆頭著者になったのかという大きな疑問だけが、今日は残った。
|