まだ読み始めたばかりなんだけれど、ちょいと書きたくなったので。 昨日「白い巨塔」を読了し、あの世界に浸った後「よし、本を読もう」という気持ちに素直になれたので、友達からずっと薦められていた「白鳥異伝」を読み始めました。
まだ一部の一章を読んだだけなんだけれど、これマジで面白いわ。 サクサクと読み進めることが出来る。 勿論前作の「空色勾玉」も面白かったんだが、「白鳥異伝」の方が登場人物に感情移入出来るのです。 2組の男女の話が今出て来ていますが、それぞれお互いに結ばれる事のない2人のようです。 それがまたいいし、2組共全く違うカップルで、女の子が強いのと、男の子の方が強気の2組なので、彼らがどういう道を進んでいくのかが楽しみです。
「空色勾玉」よりもはるかに頁数が多いのに「白鳥異伝」の方が読むペース速いような気がします(笑) それだけのめり込んでいるのだが、うんうん、面白いよ。「早く読んで〜〜」と言い続けてくれて有難うね(笑) 彼女は今3作目(「勾玉シリーズ」は全3作)を読んでいる所ですが、どうでしょう。面白くなってきたみたいだけど… 私はまだこの3作目は持っていません。手に入れるのは来月かなぁ… って言うても来月ってもうすぐなのね(笑)
日本が舞台になっているファンタジーって少ないので「勾玉シリーズ」は新鮮です。ファンタジーものって好きなんだけれど、読んでるのって外国人作家さんが書いた西洋の物や、日本人作家かんが書いた「多分これは中国を元に書いた別世界だろう」というものばかり。 作者の荻原さんは「日本のファンタジーが読みたい」と探したけれど、なかったから「ないなら自分で書いてやれ」と、書いてそれでデビューするんだもん。凄いです。 荻原さんの小説は「勾玉シリーズ」しかまだ読んだ事ないので、この3部作を読了したら、友達お薦めの「西の魔女」も読んでみようかしらん。
今私の頭の中はファンタジーと現実を共存させていかなければいけない状態です(笑) なんでやねんって感じなんですが、書いている話が2つの世界なので両方を頭に置いておかないと書けないのですよ。難しいです(笑) 昨日まで「病院」「裁判」モードだったので切り替えがちょっと難しい今日この頃。 話を書いている時に全く別物が舞台になっている物語を読むとそっちの雰囲気に飲み込まれてしまう… まだまだ未熟者ですね。
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