創造と想像のマニア
日記というよりもコラムかも…

2005年07月16日(土) 芥川賞と、直木賞。

そういや、決まってましたね。うちの店でも「本命はこの作品」「大穴はこの作品」と言っていて、その大穴が見事直木賞になっていて「まさか!!」という話をしました。直木賞は本屋の店員としては恩田陸さんにとって欲しかったのですが……
芥川賞はまたまた若い人がとってましたね。文章を読んでいないから解りませんが、綿谷りさの時のような「なんじゃそりゃ」なものが選ばれているというようではないので、文藝春秋を買おうと思います。前回の作品よりは…いいとは思うんだけどね。単なる話題作りで選ばれたのではないと信じたいです。
芥川作品を読みたくなってきた。何故芥川賞というのが生まれたのか、そのルーツを。実はちゃんと読んだ事ないんですよね。国語の教科書では幾つか読みましたが、読書として芥川作品に触れた事がないので、丁度今フェアの中に入っているから購読してみよう。それ以外にも芥川で読みたい作品が幾つかあるので、それも一緒に。

そういや、京極さんも直木賞とったんだよね。その作品はまだ読んでいません。というよりも、私は「講談社シリーズ(本人談)」の途中までしか読んでいないので、まずはそれを先に読まなければいけない(笑) 続きから…と思っていますが、実はまた「姑獲鳥の夏」から読みたい気分なんですよね。しかもノベルズで。しかし、私は「姑獲鳥の夏」「魍魎の匣」「狂骨の夢」「鉄鼠の檻」は文庫で持っているので、買いなおしをしようかな…と思っています(笑)
文庫もいいのですが、ちょっとキューブ型なので鞄の中で崩れてしまうし、実は文字が大きい(爆笑)
なので、ノベルズで集めなおして、ノベルズで読み進めていこうかななんて思っています。
今、京極作品が分冊で出ていますが、そんなの邪道だぁ!! 京極作品は1冊で読むからこそ京極作品なんだ(意味不明)。
だって、以前出演したTRで「1つの物語として書いてるから、分ける必要がない」というような事を仰っていたわけですよ。それを分冊するってあんた!!
と思うのは私だけではないと思います。
まぁ…確かに、文庫は分厚すぎるかもしれませんが…でも、1冊がいいんですよ(笑)


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未森

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