眼を空けて観るユメ≫芥
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≫2004年12月09日(木)≫運命の日
今日。バイトでした。
でも知らない間にシフトが変わってて困惑した。
我侭を言って友達に代わって貰った。
御免ね。
有難う。
その不満げな顔が僕の記憶の中で君の最後の顔になってしまった。

この間、友達と、『君』と遊びました。
遊んだと言うより君を連れ回しただけだよね。
ごめんね。
迷惑かけちゃったなぁ。
君のあの声と顔と態度。
それが僕の中の最後の君になってしまった。

そうやって。
静かに別れを告げていく。

誕生日を祝ってくれて有難う。
大事に使い続ける事は出来ないけれど。
昨日目一杯愛でておいたから。
企画とか立ててくれて有難う。
それに参加する事は出来ないけれど。
皆の気持ちは嬉しかったです。
好きにはなれないけど嫌いにもなれなかった。
だけど大好きな先輩や上司でした。

今日、また別れを告げに行きます。
折角無理言って代わって貰った休みだから。
最近顔出せてない彼処に行って。
無駄口叩いてこようかと。
あと、献血に行きたい。

さよならなんて言わない。
想い出を焼き付けるだけ。
有難う。
有難う。

夜までに準備を整えるつもりです。
部屋を片付けて。
服を選んで。
手紙を書いて。
出来れば、眠くなる薬が欲しい。



数日前まで感じていた恐怖なんて失くなった。
不思議と穏やかな気持ちです。
今なら凡てを赦せる気がする。
今なら凡てを愛せる気がする。
皆に一言だけ伝えたい。
有難う。



代わってくれた友達に感謝して。
今日という日を大事に大切に使いたいと思います。
明日になったら。
もう終わりだから。

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