Sun Set Days
DiaryINDEX|past|will
| 2001年08月24日(金) |
『江國香織とっておき作品集』 |
今週は日曜日に出勤することになっているので、今日がかわりの休日。 正午に徒歩10分のところにあるスーパーマーケットに買物に行く。 そのスーパーマーケットは3階建てで、3階には書店が入っている。 全国チェーンの書店なので、新刊なんかはちゃんと揃っていて、そこで何冊かの本と雑誌を買う。 ついでにパンや牛乳やハムも買う。 (ちなみに、牛乳は雪印の「毎日骨太MBP」。以前某雑誌で開発秘話を読んで以来気に入っているのだ)
昼ごはんを食べた後で、早速買ってきた本のうちの一冊『江國香織とっておき作品集』を読みはじめる。 ずっと気になっていた幻の処女小説『409ラドクリフ』に、いままで単行本未収録だった中篇、そして妹や父親の江國香織についての文章などを集めたタイトル通りの本だ。 ミュージシャンがたまに発売するレアトラック集によく似ている。ファンにはたまらないというやつ。
個人的によかったのは、
409ラドクリフの扉の写真(線路のやつ) 『夢日記』江國�昌� 『香織の記録』江國滋
の三つ。不思議と江國さんの周辺ばかり。 写真は色合いといい構図といいとにかく単純に好みだったし、 『夢日記』は江國さん本人のおもしろさを、妹さんの視点から見ているのがおかしくて(←これはすごいおもしろいです)、 『香織の記録』にいたっては、もうやられた! という感じ。こんなふうに記録を残してくれる父親なんて、それこそ国宝級だよとか思う。 どちらも、基本的には江國さんがまだ作家でもなんでもなかった時代について書かれているものだけれど、やっぱりなるべくしてなったのだなと実感する。
はじめての人にはおすすめできないけれど(すすめるのなら、他の小説を勧めるし)繰り返しになってしまうのだけれど、ファンにはこういうのってたまらないのだろうなと思う(実際、『409ラドクリフ』が読める! というだけで驚きだったし)。 タイトルは、どうにかならなかったのかなと少しだけ思ったりもするのだけれど。
|