Sun Set Days
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2001年08月26日(日) 夏の夜の花火

 この日記サービスは無料なので当然広告がついてくる。
 広告収入を得ることによってユーザーの負担を無料にしているのだから、それはよいことだと素直に思う。
 そして、広告自体はおそらくは何種類かがランダムに表示されることになっていて、毎回異なる広告が見られるようになっている。
 つまり、ごく稀に内容と広告とが不思議な関連性を持っていたりすることもありえるのだ。
 ということで、
 23日の日記「台風の夜と、台風の朝」を見ているときに、アデランスのバナー広告が表示されていた人はビンゴです。
 僕的には。

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 もうすぐ夏が終わり、週明け以降仕事が加速度的に忙しくなっていく現在、おそらく今年はもう海には行けないなと思う。
 今年は一度だけ海に行ってきた。
 逗子。
 逗子に実家のある後輩のところに泊りがけで、同僚たちと行ってきたのだ。
 当日は、海と山と焼肉を楽しみ、夏を満喫する。
 そして、夏に海といえばやはり花火だ。
 砂浜で行う花火ほど、夏を感じさせるイベントはない。

 ということで、5人で夜11時くらいに歩いて5分ほどのところにある砂浜まで繰り出した。
 事前に、コンビニで様々な花火が入っているセットを買ってある。
 まず、後輩の一人が袋の中から打ち上げ花火を取り出す。セットの中でも一番大きなやつで、まずは景気よくということなのだろう。
「いいねぇー」と僕ら。
「さぁ、やりますよー」と後輩。しゃがんで、ライターから導火線に火をつけている。火がつくまでもどかしいのは、いつの花火も同じだ。
「……なぁ、ひとつ訊いていいか?」と僕ら(少し怪訝そうに)。
「なんすか?」と後輩(最高の笑顔で)。
「……それって、手で持つやつだっけ?」(かなり、腰を引いて)

 夏の夜の花火。暗闇の中に輝く火花。そして、


 すべての花火を手で持つ後輩……


 もちろん、ロケット花火大戦争になったのは言うまでもありません。


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お知らせ

Text Sun Set は、線香花火を推奨しています。


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