Sun Set Days
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今日(これを書いているのは2時10分なので厳密に言うと昨日)は焼肉とボウリングに行ってきた。 スタートした時間が遅かったこともあって、部屋に帰ってきたのは午前1時過ぎになる。
焼肉はメンバーの一人がぐるなびで調べたお店で、メニューが豊富で美味しかった。 こめかみとか、「なまなましいな」とか言いながらどんどん食べて、「狂牛病」とか言いながらやっぱりもりもり食べて。 僕の部署には一人同じ名字の同僚がいるのだけれど、タイプが正反対なのだけれど仲がよくて、たまに一致するところを見つけたりすると「おお」とか思うのだけれど、今日も一つ判明。
それは白いご飯好きということ。
昨年の国土庁の調査によると白いご飯がないと焼肉が進まない人は成人男性の75%に及ぶそうだけれど(嘘)、かくゆう僕はその一人だ。もう一人の同じ名字の同僚も同じ。焼肉と言えばまず白いご飯と条件反射のように思ってしまう。 で、おかわりをしながらもりもり食べて。 あんまりにもうるさいので店員さんにちょっと笑われる。 少し自粛。
焼肉の後は場所を移してボーリング。3ゲーム実施。 結構久しぶりだった。 僕はカーブをかけることができないのでその日の調子によって大きく左右されてしまうボウリング。 調子がよいときにはヘッドピンに当たるのでスコアがよくなるし、そうじゃないときには左右にどんどんずれていく。 今日は3回とも120点くらい。むむ。だめ。 一人230点以上を叩き出した同僚がいて、拍手喝采の嵐でかなり盛り上がる。 というか200オーバーは本気ですごいと思う。
夜のボウリング場は結構面白い。 どことなく間の抜けた感じがして、空気がよどんでいるような感じがしてしまうのだ。 ピンの倒れる音がいたるところから聞こえてくるのだけれど、騒ぎ声も拍手の音も聞こえてくるのだけれど、どうしてかスローモーなリズムで時間が流れているような気がしてしまう。 いままでに様々な土地でボウリング場に入ったけれど、そういう雰囲気のようなものは共通しているような気がする。 ボウリング場でしか見かけないあんまりセンスのよくないポスターも、種類こそ違えどやっぱりあるよという感じだし。 自動販売機を見ると必ずと言っていいほど150円だったりするのも同じ。 レーザージュークが置いてあるのも同じ。
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生まれてはじめてボウリングに行ったのは小学校低学年の頃で、夏休みの旅行の途中で、とある湖沿いにあるボウリング場に家族で入ったときだった。何だかレイクボウリングとかいうそのまんまの名前だったような記憶がある。手書きのスコアのボウリング場で、父親が書き方のルールを教えてくれた。そのときには全然ボールがまっすぐ進んでくれなくて、確か50点くらいしかいかなかったはずだ。
あれからかなりの数のゲームをやっているのだけれど、はじめてそれをしたときを覚えているものって実はそれほどないから、そういうのは忘れたくないなと思う。 僕にとっての、生まれてはじめてのボウリング。 それはその何だかレイクボウリングというところ。 そういうことをちゃんと覚えておくのはたぶん大切なことなのだ。 たぶん。
だって、この日記を読んでいる人が○○を最初にしたときはいつだろうって思い返したとしても、なかなかそれがちゃんと出てくることってないと思う。はじめてのキスとかなら話は別だけれど。他愛のないことになればなるほどたぶんわからないものなんだろうし。だから、いま覚えているものくらいは大切にしておこうとさりげなく決意する。
ちなみに、はじめて映画館で観た映画が『アニー』だったということは覚えている。 同時上映が『シンドバッド虎の目大冒険』。 隣の映画館で上映していた『E.T.』を観に行ったのだけれど、あんまり混んでいてこっちにしようよと連れていかれたのだった。 「『E.T.』みたかったのにー」とか思ったのでよく覚えている。 結構面白かった記憶があるのでまあいいかなとは思うのだけれど。
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そしていまもやっぱりCoccoをテレビに映しながらこの日記を書いているのだけれど、『SATIE』という歌の映像が今日はいつも以上にツボにはまる。世界の果てのような海の映像からはじまるのだけれど、その雲間から漏れる光の感じがなんとも言えず優しい色をしているのだ。 冗談ではなくて毎晩一回は見ているのでかなりの回数になっているのだけれど、自分でもよく飽きないなとは思う。 でもまだまだしばらくは飽きなさそうだし、見るたびに違うクリップがより鮮明に感じられたりするので(たぶんその日の心持で違うのだ)、まだ楽しむことができるとも思う。
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