Sun Set Days
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2001年09月28日(金) ルーツは同じ

 各地方出身者の人と子供の頃の話をするときに、同じ遊びに異なる名前を付けていることを知ることなんかがある。
 たとえばトランプの「大富豪」。
 ある地方出身の友人はまったく同じゲームを「大貧民」と呼んでいた。
 また「UNO」なんかもローカル色が強くて、独自ルールというのは意外と多い。
 それなので、そういうゲームをするときにはまずルールをちゃんと確認してからはじめるようにしている。
 じゃないと混乱してしまうし。

 また、缶蹴りに似た遊びも違う名前なのだけれど、よくよく聞いてみると同じゲームだったりという経験があるし、「古今東西」と「山手線ゲーム」も同じものだし。そういうことは多いよなと思う。

 さらには、いわゆる都市伝説的なものだって、地方ごとにアレンジが加えられてはいても、実は同じ話と言うのは少なくない。

 そういうときには、何だかんだ言っても同じ日本人なんだなと思う。
 名前は違っても、同じ遊びを少年時代にしてきたし、同じルーツの話を聞いて過ごしてきたんだなと、そんな風に思うのだ。

 それなので、たとえば北海道と九州で過ごした同じ年齢の男が二人いたとしたら、やっぱりとる行動はよく似てきてしまう。
 遊びはそんなには変わらないから。
 呼び名が違うんだよなあとか言いながら、それほど違和感なくトランプをめくったりすることができるのだ。
 だからバツゲームももちろん同じ。
 北海道出身者でも。
 九州出身者でも。






 バツゲームは、






 額に油性マジックで「肉」と書くこと。


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