Sun Set Days
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2001年10月30日(火) |
伊東屋+マックトーキョー |
今日はとても嬉しいことがあったので、うかれつつ更新。
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今日は仕事で新橋まで出掛けていて、用事終了後直帰ということになる。 そのときの時間は18時。え、いいの? というような時間だ。 同僚と二人でいたのだけれど、それならばせっかくだから伊東屋に行こうという話になる。 伊東屋というのは銀座にある日本で(おそらく)一番大きな文房具店だ。地下から9階までの全フロアが文房具で埋められているビルで、文房具好きにはこたえられない場所。 今年の夏に初めて入ったときには、もうくらくらと眩暈すらしてしまったくらい。こんな場所があったなんてという驚きと、魅力的な商品に思わずほれぼれとしてしまったのと。そのときには、スタッキングできるプラスチックの白いトレーを3つ買った(部屋のテーブルの上に置いて、公共料金の請求書とか仕事の文書などを入れて活用している)。 そして、僕とかなりの文房具好きである上司の二人で、事あるごとにチームのメンバーに「伊東屋いいよ」と言っていたので、同僚もせっかくだから行ってみたいということになったのだ。 同僚は、かなり喜んでいた。 僕も改めて、いいよなあとしみじみ思っていた。いちいち手にとったりガラスケースの中の文房具を眺めているだけで嬉しくなってくる。 ただ、今日は何も買わなかった。 本当は昔から革表紙のノートに憧れているのだけれど、それはそういうちゃんとしたノートに日記をつけるのっていいよなあと憧れていたのであって、Web上にDaysを書いているいまとなっては買ってもきっと使わないしなと思ったりもして。
もちろん、店内には普通の文房具屋さんに置いてあるようなものもたくさんある。というか、そういったものが大半だ。ただ、店舗が大きいので普通なら置いていないような型番のものまで在庫していたり、製図やカリグラフィの道具とか、ちょっと専門的なものまで扱っているいたりするのが大きな差別化となっているのだ。 そして何より、輸入文具を扱っているのが好きな人にはたまらないのだろう。 いまの時期なら手帳がそうだし、万年筆なんか聞いたこともないような(おそらくはすごいはずの)メーカーのものがたくさん並んでいる(値段ももちろんすごい)。 また、デザイン製の高い文房具も多く置いていて、見ているだけで物欲が刺激されてしまう(買えないけど)。 たとえば、電卓だってよくオシャレ系の雑貨屋に置いてあるLEXONのものだけではなくて、もっと何だかよくわからないけれど格好いいものをたくさん置いてあるのだ。それに財布や名刺入れや鞄も一流のビジネスマンが持つようなすごそうなやつがたくさん置いてある。個人的にはそういうのはとてもおそれおおいので、手の届く範囲の外国製のノートとか手帳に憧れたりしてしまうのだけれど。
伊東屋みたいなお店に行くと、見る楽しさというのも買物のひとつなのだなとあらためて思わされる。
そして季節柄、9階の特設会場ではカレンダーフェアのようなものをやっていた。 カレンダー! カレンダー選びって、どうしたって慎重にならざるを得ない暮れの一大イベントのひとつだ。 だって、一年間も部屋にあるものなのだ。お気に入りのものにしたいと切実に思ってしまう。 実家にあるカレンダーは近くのプロパンガスの会社とか何だか商店のやつがいいのだけれど、一人暮らしの自分の部屋のやつはやっぱり自分でちゃんと選びたいのだ(勝手だなあ。でも、そういうカレンダーの横に毎月書いてあった格言は結構深層心理に叩き込まれていると思う。あれは子供の頃に見させるべき)。 ということで、結構真剣にいろいろ見比べてしまったのだけれど、今日は買わなかった。 今度また他の店でも見てみよう。 昔はシンプル・イズ・ベストということで無印良品の白い書き込みができるやつを何年も使っていたのだけれど、今年はいままで買わなかったようなやつにしようかなと思ったりもしている(ちなみに、無印のを使っていたときにはそれに読んだ本や見た映画のタイトルを色を分けて書き込んでいた。そして年末にカレンダーをめくりながらその年の個人的なベスト10を決めていたのだ。そういうのって、誰に見せるわけでもないのにやたらと楽しかった)。 いずれにしても、カレンダーや手帳選びで迷うのは年末がきたという感じがして嬉しくなるし、年末という言葉でくくられるできごとのほとんどすべてを、僕はすきなのだなとあらためて思わされる。
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以前のDaysに、10月から山手線沿内のマックが「マックトーキョー」という名称に変わり、サラダやシナモンロールなどのメニューが追加されるようになると書いた。 今日、朝マックで初の「マックトーキョー」体験をした。 もちろん、看板が掛け変わっているわけでもないし、ただ入り口に「マックトーキョー」と書かれたシールが貼られているくらい。ものすごく控え目だ。 ただ、メニューを見ると、オムレタスサンドという見たことのないメニューがあって、サラダが2種類、スープが3種類(クラムチャウダーなど)、プレミアムコーヒーが数種類、そしてシナモンロールなどがちゃんと追加されている。マックでサラダ、というのがあらためて見ると結構新鮮。 オムレタスサンドのバリューセットとチキンサラダを頼んだのだけれど、オムレタスはともかく、サラダはおいしかった。セットに(たしか)180円追加でサラダを頼むことができるので、他のチェーンと比べるとかなりリーズナブルと言えるだろうし。 また、そこはマックビジョンのある店だった。 マックビジョンというのは、店内の壁にかけられた大型ディスプレイで、そこでオリジナルの情報番組(音楽系が多い)を放映しているものだ。画面の右3分の1が広告で、それがころころ変わるので結構忙しない感じだったりする。ガストの一部の店舗にもそういった大型ディスプレイがあるけれど、食べている人のほとんどが見ていないような気がしないでもない。 ただ、新聞に書いていたのだけれど、マックでも注文を受けてから作りはじめる実験をはじめているということでもあるし、ある本にはカウンターの上にあるメニューを液晶ディスプレイにしたいというようなことが書かれていたから、もっともっと様々なところが変わっていくのだろうなと思う。
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そしてそして、ジャネット・ジャクソンのコンサートのチケットが手配できました! ものすごーく、嬉しいのです。 来年の1月17日に東京ドームでコンサートがあるのだけれど、そのチケットを「e+」というサイトでプレオーダー(一般発売の前に予約抽選の申し込みをするサービス)していて、今日無事チケットが手配できたというメールが入っていたのです。 これはもう、本当に嬉しい。 ジャネット・ジャクソンの曲には本当に様々な意味でたくさんの思い入れがあるので(いい記憶もかなしい記憶も)、生で見ることができるなんてと思うと信じられないという感じ。ライブ・ビデオを持っていて、それを見ているだけで満足していたので、臨場感もたぶんすごいだろうなと。たぶんきっとあまりの感動に泣いてしまうかもしれない……とすでに一人で盛り上がっているし。 違う会社に勤めている先輩と一緒に行く約束なのだけれど、いずれにしても、これからコンサートの日までは、どんなに辛いことがあっても、どんなに大変なことになっても、きっと耐えられると根拠もなく思ってしまったりもして。
嬉しいなあ。
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お知らせ
一般発売は11月4日10:00から。詳しくはe+のホームページへ。
http://eee.eplus.co.jp/
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