Sun Set Days
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今日のDaysは新幹線の中で書いている。博多発新大阪行きのぞみ502号。21:08発、新大阪には23:37着予定。 ホテルにつくとほぼ0時近いので、Enpituへのアップロードだけはホテルで行って、文章自体は新幹線に乗っている間に書いてしまおうという考えだったりするのだ。 明日は大阪で仕事なので、なかなかに慌しいスケジュールではあるのだけれど、そういうのって逆に楽しかったりするのでまあいいかなとは思う。 ちなみに、博多での仕事は19時に終わり、その後地元の人と少し飲んできたので、少し酔っ払い気味だ。二重の意味で、酔いが回りそうだ(ビールも2杯も飲んでしまった)。
今朝は少々早く起き過ぎたこともあって、最寄駅に午前5時前に着いていて、しばらくホームで始発電車を待っていた。 午前4時台のホームは、思いがけず何人もの人が待っていて、随分と寂しい雰囲気や心細い照明ではあったのだけれど、それなりには動きはじめていた。 その最寄駅で始発を待っていたことは初めてなので、とても新鮮だった。ホームからは近くに建てられている巨大なマンションが見えていて、その明かりも14階建てくらいなのだけれど、3つの部屋にしか明かりがついていなかったし。 また、随分と冷え込んでいることもあって、ホームの先の金網越しに見える電灯の明かりも、随分と寒々しかった。まるで雰囲気的には、もう2度と帰ってくることのできない電車に乗り込む前のような感覚があった。
横浜駅に着いた後は京急に乗り換え、特快に乗る。横浜を出た後は川崎と京急蒲田と羽田空港にしか停まらない、とても重宝する電車だ。京急蒲田を過ぎるくらいがちょうど夜明け間際で、窓から見る空や雲の感じが、とてもきれいだった。たなびく細い雲と、遠くの空のオレンジの割合が絶妙な感じで。睡眠時間はもちろんとても短かったりするのだけれど、そういう(さて、新幹線は小倉に到着しました。リアルタイムっぽいですね)普段見ることのできない景色に普段はいない時間にいるというのは、考えようによってはとても面白いことのように思う。
ただ、博多行きの飛行機では、ずっと爆睡していた。スイッチが切れてしまったみたいに。あんまりぐっすり眠っていたので、機内誌をお持ち帰りするのを忘れていた。残念。
僕はいま新幹線の窓際の席に座っているのだけれど、窓の外の景色は暗くてほとんど見えない。ただ、コンビニやガソリンスタンドのネオンが輝いているのは見える。実際には降りたりはしない、ほとんどこれからも接点のない街や町。通り過ぎるだけでしかないのだけれど、たくさんの街を通り過ぎるたびに、世界は広いのだなと実感する。感じ入ってしまう。
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ここからは大阪駅の近くのビジネスホテルの中で書いている。 大阪駅に着いたのは0時を過ぎた頃だった。大阪にはほとんど来たことがなかったので、新鮮な気がする。 さすがに眠たいので、今日はこのくらいで眠ろう。新幹線でも上の部分まで書いたところでものすごく眠たくてねむって、気がつくと岡山駅だった。眠っていてもどんどん場所を移動し続けているという状態は、便利だと素朴に思う。
大阪の夜は、結構冷え込んでいる。
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