Sun Set Days
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2002年01月13日(日) 死語+時代劇

 元旦に書いたように、今年の目標は「一生懸命」なのだけれど、もちろん裏目標というやつもある。
 ここにはちょっと……書けない……といった感じの目標。
 そういうのが様々なジャンルに渡っていくつかあるのだ。
 でも、せっかくなので、ひとつだけ挙げると、

「死語を多用」

 もそのひとつ。
 今年一年、言葉の世界の一発屋と呼ばれる死語に様々な角度からスポットを当てて、頑張ってみようかと思うのだ。

 もちろん、ここまで読んだみなさんが心配する気持ちもわかるのだけれど(「ついにSun Setさんが禁断の領域に足を踏み入れたぞ!」)、男にはやらねばならないときがあるのだし(「か、帰ってきてね!」)。

 もちろん、死語を多用することが男のやらねばならないことなのかどうかはいつものように脇にどけておいて。

 たとえば、こんな感じ。


 ぽわぽわぽわ……(←これも死語?)








 んちゃ☆
 癒し系ホームページText Sun Set管理人のSun Setだっちゅーの。
 今日はナウなヤングにバカウケなアイテムを紹介するびょーん。
 はい、これです、たまごっち!
 なんと、この小さなおもちゃの中で、ペットを飼うことができるのだー。
 驚きなにょらー。
 チョーカワイイーよねー、マジ感激ー。ゲロかわー。
 え、もう時間? まだシースー食べてないよ。
 しょうがないなぁ、じゃあ、バハハーイ。
 





 ……


 ……


 ……


 …………やっぱり、やめとこう。この裏目標。


 一瞬、宇宙の大いなる力に操られているかと思ったし。
 と言うか、女子高生なんだか親父なんだかよくわからない口調で、地味に気色悪いし。
 やっぱり、死語にはそうなるだけの要素が多分にあったということなのだろうな……。


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 僕は時代劇が好きな子供だった。
 中学生の頃は、夕方5時からやっていた「水戸黄門」とか「大岡越前」なんかの再放送が大好きで、1時期それを見るためにその時間までに帰っていたくらいだ。
 リビングのソファーに座って、麦茶なんかを飲みながら、1時間時代劇を満喫するのだ。
 それはそれは楽しい時間だった記憶がある。
 結構枯れていた中学生だったんだなあとちょっとだけ切なくなるのだけれど。

 それはともかく、時代劇には黄金パターンとでもいうべき幾つかの基本的パターンがある。
 たとえば、水戸黄門を例に紐解いてみると、

・冒頭で八兵衛がお腹をすかせている。
・美人の娘を持つおとっつさんが、長屋で病に耽っている。
・おとっつさんは悪徳商人から借金をしていて、娘を借金のかたに捕られてしまう。
・悪徳商人と悪代官が結託している。
・娘はご隠居様一行と偶然出会う。
・意味もなく陽炎お銀が入浴している。
・45分頃印籠登場。
・シリーズ1回は黄門様のそっくりさんが登場する。
・たまに助さんか角さんのどちらかが恋に落ちる(そして失恋する)。


 もちろん、それが時代劇のシリーズのいいところだ。
 黄金パターンとでもいうべき基本パターンがあるからこそ、見ているほうも安心してみることができるる。
 これがもし、全然予測もつかないようなジェットコースターのような展開だったら、おいおいお茶を飲んでもいられない。

 しかし!
 現代は、多チャンネル時代。時代劇も、変わらなければならない。いやむしろ、保守的と呼ばれる時代劇こそ劇的に変化していく必要があるのではないだろうか。
 ということで、お節介かとは思うのだけれど、こんな水戸黄門があったらいいなというのを、以下に羅列してみたいと思う。
 もう一度上の定番の羅列を確認してから、読んでみてください。


「こんな水戸黄門が見たい」


・冒頭で八兵衛が満腹。
・おとっつさんはすこぶる元気。
・おとっつさんがもりもり働いて借金を返す。娘笑顔。
・悪徳商人と悪代官は、実は捨て猫に餌をやっている。いい奴。
・意味もなく八兵衛が入浴している。
・最初から黄門様が身分を明かしている。
・シリーズ1回は、黄門様がぎっくり腰になる。
・たまに助さんと角さんが恋に落ちる。


 ……


 ……


 これなら、デジタル放送時代にも充分対応していくことができると思うのだけれど。
 できないかな?


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 12日から新しくしたTop写真は、数日前のDaysでも少しふれていた祖母の家を訪れる途中に撮ったうちの1枚。
 駅から降りて(駅は随分と小さいのだけれど、自動改札機が導入されていて驚いた)、そのまま少し歩くとすぐに海に出ることができる。そこから海を見て、それからバックの中からデジタルカメラを取り出して、何枚か写真を撮った。自分の立っている場所から右側と左側と正面と、とにかく何枚か。

 以前のDaysで書いた灯篭流しがかつて行われていたのは、写真を撮った場所からは右手の方に続いている砂浜でだし、12月のDaysで書いたお祭りも、この海のある町で開催されていた。だから、それぞれのDaysを読んでどういう場所だろうともし思っていた方がいたら、今回のDaysの写真がその少しばかりの紹介ということになる。
 もちろん、町は様々な表情を見せるものだから、あくまでもその一つでしかないのだけれど。


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 僕はしてみたのだけれど、結構ツボでした。
 買う気はありませんが、ちょっと惹かれる……。
 あの靴の正式名称って、ああなんだ……。


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