Sun Set Days
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2002年01月17日(木) JANET JACKSON ALL FOR YOU WORLD TOUR 2002

 昨晩から今日にかけて。

 16日(水)名古屋出張(日帰り)

 23:00頃:出張から帰宅
 24:00頃:就寝

 17日(木)休日

 5:00頃:起床
 5:30頃:部屋でパソコンで仕事スタート
 10:00頃:終了。職場へ。
 11:00頃:職場到着。途中、今日で異動する同僚にケーキを2個買って持っていく。限りなくベリー類が積み上げられたケーキ。自分でも食べたいくらい。朝作成していた資料の提出、打ち合わせ及び各種電話連絡他。
 12:30頃:職場を出発。
 13:30頃:有楽町で先輩(他の会社勤務。本日休日)と待ち合わせ。有楽町ソフマップ(また行ってる……)、無印良品有楽町を見て回る。
 14:30頃:銀座伊東屋を見て回る(先輩はリドの手帳を購入していた。リドはドイツ製の手帳。伊東屋での売れ筋らしくかなりたくさん置かれていた)。
 15:30頃:遅い昼食。てんぷらそば。確か卯っていう漢字が店名に使われていた店。
 16:30頃:丸の内線で後楽園着。東京ドームへ。
 17:00頃:「JANET JACKSON ALL FOR YOU WORLD TOUR 2002」入場開始。
 19:15頃:「JANET JACKSON ALL FOR YOU WORLD TOUR 2002」スタート。
 21:00頃:コンサート終了。
 21:30頃:夕食。先輩と焼き肉へ。
 0:00頃:帰宅。


―――――――――

 僕のチケット(e+のプレオーダーにて入手)は、S席アリーナだったのだけれど、会場に着いてみるとステージに向かって左側の、前から25〜26列目くらいだった。視界はかなり良好で、ステージの上に立っているジャネットの動きも目で判別することができるくらい。ステージ左側にある大型スクリーンもよく見える。
 東京ドームは人工芝が取り払われたコンサート仕様のコンクリート床になっていて、振り返ってみると外野席が広がっているのが見えた。本来であればダイヤモンドがあるはずの場所には、夥しい数のパイプ椅子が置かれている。今日だけでこの場所にいったいどれくらいの人がいるのだろうと、途方もないよなと思う。先に行われた大阪では1回で3万人を動員したとの事だったから、おそらく同じくらいか、もう少し多いくらいなのだろうなとか思う。

 僕と先輩は開場してすぐに会場内に入ったから、結構待ち時間が多かったのだけれど、それも全然苦ではなかった。
 ものすごくテンションが高くなっていたので、はじまる前にビールを飲んで――野球場でよくある紙コップのやつだったのだけれど――それだけで真っ赤になってしまう。やれやれ。

 そして、開園予定の7時を過ぎても、まだ入場している人たちが多くて、はじまる気配を見せない。
 でもいつはじまってもおかしくないのだよなと思っていたら、照明がふいに暗くなる。
「わあっ」という声は地響きのようになることを久しぶりに思い出した。全員立ち上がる。もちろん、僕も。正面と左右にあるスクリーンにジャネットの様々な写真が映し出され、大音量の前奏の中、気がつくと黒い背景のステージ中央にジャネットが立っている。
 コンサート開始だ。

 ニューアルバムが中心の選曲だった。
「彼女のダンサーになるためには、ブロードウェイ・ミュージカルよりも厳しいオーディションが行われるのは有名な話だが」と配布されていたチケット雑誌の記事にあったのだけれど、さすがにダンスがすごい。何人ものメンバーが入れ替わり立ち代り、ステージ中を踊り、飛び回り、ジャネットを目で追いたいのに他のダンサーにも目を奪われてしまう。
 あっという間に2曲が終る。 
 そして、3曲目が「ALL FOR YOU」で、会場はもう総立ちだし大声援の渦。もちろん僕もあの特徴的な前奏が流れた途端に大騒ぎする。3曲目なのに、すでに手を叩きすぎて痛い。でも叩く。
 その後、バラード系の名曲をしっとりと3曲続けた後(「COME BACK TO ME」「LET'S WAIT AWHILE」「AGAIN」)、さらに激しいダンス中心の選曲が続く。それも、ミュージカル風の演出があったり、バンド編成であったりと見る人を飽きさせない構成になっていた(もちろん大規模なコンサートにつきものの花火のような爆発もちゃんと用意されていた)。
 途中、恒例(?)の男性の観客を1人ステージに上げるコーナーでは、ステージの上で縛り付けられた観客の男性(お調子者っぽい若い男性だった)に、ジャネットが誘惑をかけるような構成になっていて、ジャネットがその男性に触れたり抱きしめたりするたびに客席から悲鳴のような声と大騒ぎする声が響いていた。
 セットにはネオンに照らされた日本語「世界を知ろう」の文字が。

 そして、最後に「I love you TOKYO!!」のメッセージとともにコンサートは終了。
 もちろん、アンコールで再度登場。
 アンコール後は3曲。

「DOESN'T REALLY MATTER」(間奏中にメンバー紹介あり)

「SOMEONE TO CALL MY LOVER」

「EVERY TIME」

 と、もう最後に名曲ばかりをたたみかけてくる。とりわけ、最後が「EVERY TIME」だったのにはやられた! という感じ。
 そして、本当の最後にもう一度「I love you TOKYO!!」とメッセージを残して、会場に向かって手を振りながらジャネットが消えていく。
 もちろん僕も手を振る。ジャネットには全然見えてなんかいなくても。

 本当に、あっという間の2時間弱だった。


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 ジャネットのCDをはじめて買ったのは大学1年生のときで、『janet.』というアルバムだった。そして、恋に落ちるようにあっという間に惹かれ、それ以来出るアルバムはすべて購入している。大体それから8〜9年が過ぎていて、その間オリジナル・アルバムは『THE VELVET ROPE』と『ALL FOR YOU』しか発売していないけれど、それでも何度も何度も聴き返した。本当に何度も何度も。
 個人的な幾つかの思い出の情景でも、ジャネットの曲が流れていたこともあるし。
 いつだって、好きなアーティストには名前を連ねていたのだ。
 いつだって。

 そのジャネットがもちろん手は全然届かないにしても、目に入る距離にいて、歌ったり踊ったりしているのだ。
 それはもう何だかものすごく不思議な状況だった。
 ライブビデオやミュージッククリップ集のDVDも持っていて映像でも何度も見ていたのだけれど、それでも生で見るのはやっぱり違う。
 あの、ジャネットが生身で動いている、ということに、そして会場にいる3万人強の人たちが彼女の一挙手一投足に注視しているのだ、ということを考えると本当にすごいと思った。一人の人間にそこまでの魅力や能力があるなんて、まるで奇跡みたいだとか思ってみたり。

 それにしても、ステージ中央奥と左右には大型のスクリーンが設置されていたのだけれど、そこに映し出されるジャネットの表情はものすごく素敵で、オペラグラス越しには、長い髪が揺れるのさえ見ることができた。
 今日休むために、休日に仕事をしたりと結構頑張ったのだけれど、そういうのも全部OKだと思っていた。そして、今年も頑張れるし頑張ろうと、根拠もなく誓ってみたりするのだった(単純なのだ)。


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 会場には女性が目立って多かったのだけれど、当然なのかもしれないけれど海外の人たちも多く、また一番印象的だったのは50代くらいの老夫婦がいたことだった。老夫婦は、コンサートのパンフレットを読みながら開園を待っていた。
 よい音楽は、もちろんある程度の傾向はあるにしても原則的には年齢を選ばないものなのだろうし。

 コンサートの定番のグッズは、パンフレットと、ポスターと持っていなかったDVDと、ライブのときに振ったりする闇で光るやつ(正式名称を忘れてしまった)を購入。
 Tシャツとかも何種類か売られていたのだけれど、そういうのはさすがに買わない。買っても着ないだろうし(バンダナもネックレスもつけないし)。


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 お知らせ

 今日は、今年1年分の手拍子をしてしまったような気分。
 なんだかまだ興奮していて、ただ眠いのも事実で、でもとにかく眠る前に書いておきたかったという感じだ。
(いまは18日の2:10頃。もう寝ないと)

 おもしろかった、とても。


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