Sun Set Days
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2003年11月09日(日) 選挙

 今朝は出勤前に衆議院選挙の投票に行ってきた。近くにある小学校が投票会場になっていて、下駄箱のところで予め送付されていたハガキを見せる。
 午前7時台の投票会場は、はじまったばかりのせいかまだそれほど人気がなく、朝の散歩がてらに投票に来たといった風な年配の人の姿が目立っていた。名簿のようなものにハンコを押され、それから最初に小選挙区用の投票用紙を渡される。左右にしきりのついた記入台があって、そこで名前を書く。別にマニフェストも個々の立候補者の詳細な政策もよくわかってはいないのだけれど、それでも新聞などでほんの少し見知った候補者たちの名前を見ながら、一人の名前を書く。
 名前を記入する段になって、不謹慎ながら選挙ポスターの名前のところに、(  )で愛称とかが書かれていたりしたら面白いなと思ったりした。たとえば、


 鈴木一郎(愛称:ボギー)とか、佐藤二郎(愛称:落ち武者)とか、


 鈴木氏のさわやかな笑顔と、「明るい未来を子供たちのために」とかのキャッチフレーズと、ボギーという愛称。
 佐藤氏のバーコードのような薄い頭と、「再び国政で力を!!」というキャッチフレーズと、落ち武者という愛称。
 そういうポスターがあったら、職場や学校で「誰に投票する?」という話題にも花が咲くかもしれない。

「俺はボギーがいいと思うんだよね」
「お前も? でも落ち武者も捨てがたいよな。執念がありそうな感じでさ」とか。

 それで投票用紙には「ボギー」とか、「落ち武者」とか書くのだ。
 まあ、なんだかよくわからないのだけれど。

 次に、比例投票と裁判官の信任の用紙をもらう。裁判官の方は、いいと思ったら何も書かないというところがミソなのだろうなと思う。たいていの人は、あえて×はつけないだろうし。

 それから、8時過ぎに職場に到着し仕事をはじめ、会社を出たのは23時。日曜日なのでかなり忙しく働く。
 帰りは後輩の車に乗って3人でご飯。今日はサイゼリアに行く。ドリンクバーでいつものように長居して、いろいろなことを話す。選挙の話題も出てくる(一人は出勤前に投票してきていて、もう一人は行く気が全然なかったと話していた)。話しながら、携帯で選挙速報を見たりして、福岡で山崎拓が落選したことや、田中真紀子が当選したことを知る。

 小雨の降る中車で送ってもらい、部屋に着いたのは午前1時頃。

 そして、いまは部屋でのんびりと音楽を聴きながらDaysを書いている。明日は休日なので、夜更かしをしているのだ。
 夜更かしをしているときには夜がとても長く感じられるのだけれど、それでも実際には時間はちゃんと過ぎていく。このちゃんと過ぎているというのはすごいことだとときどき思う。不可逆の一方向に進んでいく大きな力。時間は確実に進んでいくのだ。


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 お知らせ

 投票した人は、当選していました(元々当選確実と言われていたそうですが)。


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