Sun Set Days
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今日は休日で、午後から桜を見るためにバスに乗って出かけてきた。 行き先は三渓園。本牧の近くにある観光名所でもある庭園だ。 園内の桜はまだ満開には程遠かったのだけれど、遊歩道にはたくさんの見物客がいた。散歩と花見を一緒にできればと思っていたので、のんびりと園内を歩いていた。途中、デジタルカメラでいくつかの風景や桜の写真を撮る。すれ違うたくさんの人が一眼レフやデジタルカメラを持っていて、桜は特に写真に残しておきたい感情がつよくなるのだろうかと思う。すぐに散ってしまうはかない印象が強くて、ついつい保存しておきたい気持ちが先にたつのだろうか?
また、園内には思いがけず陰影に富んだ風景もたくさんあって、日差しを浴びた華やかな場所との対比はメリハリがきいていた。特に、展望台近くの竹がひしゃげてアーチのように頭上を覆っている遊歩道は魅力的で、湿っぽい陰影に溢れていた。その場所では道行く人がいなくなるまで待って、それから何枚か写真をとった。他にも、木々が鬱蒼と茂っていたり、小川が流れていたり、昼間で明るくてもぐっと冷え込んで感じられるような場所が多かった。また、臨春閣や白川郷から移築してきた合掌造の屋敷など、園内にある建造物も珍しいもので、当然のことながら漢字ばかりの建物の名前を見ながら、和の雰囲気を久しぶりに強く感じていた。
音楽を聴きながら、たっぷりと2時間以上園内を歩いていた。次の休日にはもう予定が入っているので、さらに次の休日になったら桜が散っているだろうなと思って今日出かけてきたのだけれど、久しぶりにのんびりとした気持ちを抱くことができたのでよかったなと思う。 三渓園を出て携帯電話を確認したら後輩から着信が入っていて(音楽を聴いていたので気がつかなかったのだ)、電話をかけると一緒にご飯を食べに行くことになる。車で迎えに来てもらって、買う物があるという後輩につきあってまずは大きなホームセンターで買い物をする(僕もコピー用紙とインクリボンを買った)。それから焼肉を食べに行った。昨晩のラーメンといい、今日の焼肉といい、定番だよなあと自分のことながら思う。
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お知らせ
桜を見ると、色というのはとても重要なものなのだろうなと思います。
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