amatelasuの日記

2002年07月09日(火) エンジンブロー。

レブリミットが見えてないわけじゃない。
見ようとしていないだけだ。あるいは、見ていないだけだ。

ボクは時にひどく抽象的な例えとか、ちょっとかじった専門用語を出したりする。それはただ、他に他に言葉を持っていないからだ。自分の言葉を持っていないからだ。抽象概念と戯れているのではなく、自分の経験の中から類似概念を探し出してきただけの事だと思う。

オーバーレブしたらどうなるかと言うと、それはエンジンブローが待っているだけだ。つまり、それが今回ボクが探してきた、ボクの状況に似ている事柄なのだ。

だから、ボクは今度はブローしないように、もう一度キッチリと組み直し、慣らしからキチンと始めて、ちゃんと限界を見極めて走っていきたい。そう思うようになった。

そのためにはまず、捕器類を外さないとならない。ボクのエンジンをブーストする装置を取り外す必要がある。そして、ボクと言うエンジンそのものが欲する力を見極める必要があると思う。基礎となるエンジンをしっかりとセットアップしてから、捕器類を付けるのはそれからだ。

時にボクにエネルギーを与えてくれる場所。サークルという「枠」を外す。大音響の音楽にトリップしながら勉強できる環境はなくなる。際限なく一人遊びに興じることが出来る環境も。このボクから一切の自慰行為を奪うことなんて出来ないと思うけれど、それでもかなり制限することは出来るように思う。

ボクが一人を望むのに、もう一つの理由がこれだ。いい加減、自慰行為を何の考えもなしに貪るのには危機感を覚え始めている。正確には、自慰行為へ没頭していく事に危機を感じない自分に危機を感じているのだけれど。

とにかく、ボクを取り巻く捕器類、「枠」を取り外したとき、ボクになにが残るのか。そこでボクの真価が「試される」のではなくて、「見える」のだと思う。ボクは挑戦したいのではなくて、見極めたいのだ。


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