amatelasuの日記

2007年04月15日(日) 生真面目。

いつもバイトを辞めるとき、いつどのタイミングで言い出せば良いのか困る。

たいがいアルバイトをメインに雇っている仕事場というのは人数がギリギリで、仕事が出来る出来ないに関わらず一人でも抜けると他の全員がしんどくなったり、最悪の場合は仕事が回らなくなってしまうのだ。

その現場で働いてれば、それは肌で感じられるわけだから、そこから抜けるという意志を表明するのは、他のみんなに悪いようで気が引けてしまうのですよ。
「そうか、しょうがないな」と笑顔で送り出されると胸が切なくなります。

ずっと同じ職場で働き続けることが出来れば良いのだけど、アルバイトだとそれは難しくて、特に僕の場合は最適だと思う環境がコロコロと変わるので、同じようにコロコロと仕事を変えている現状なものでして。

バイトなんだからもうちょっと気楽に考えて、仕事場の人間関係とかも薄っぺらく無関心でいければいいのだけど、その辺りが変に生真面目というか不器用というか。

適当な生き方をしたくて、実際にコロコロと生きてるくせになんだか変なところで生真面目なので、ときどきデコボコにひっかかって止まってしまうのだろうなあと思うのです。

まぁ、でも、本当に何のひっかかりもなく仕事を転々と出来るようになったら、それはそれで自分の思う自分とは違うような気がするので、自分が転職で悩んでいるのは悪い傾向ではないと思いたいのです。

職場の文句を言いながらもくずくずと辞めないでいるのは、そうやって簡単に仕事を放棄できてしまえる自分になりたくないから、という理由もあるのです。
ろくに努力もしないで文句だけ言って逃げたりすれば、自分が嫌な人間になっていくような気がして、だから、ぐだぐだと愚痴をこぼしながらも少しぐらいはがんばってみたいとも思うのです。


でも、表面上は言い訳ばっかのダメダメな自由気ままで自分勝手な先輩なので、mixiにはそんな想いは一言も書かない方向で行こうと思うのです。


残って欲しいと言われたので、実家には帰らずに大阪に居ると告げたのですが、正直なところ、迷っていたりもするのです。
でも、それは疲れたからとかしんどいからとかではなく、もっと前向きな理由で、自分らしく生きるために短期的に実家に戻るのは有り得るんじゃないかと思ったりもしているのです。

現状の何が不満なのかといえば、自分らしく生きられていない事が不満なのだろうと最近になって思いついたのです。
だから、今後はどうやったら自分らしく生きられるかという命題に挑みたいわけですが、その選択肢の一つとして実家に帰るという選択も有り得ると思っているのです。
そう思うようになった細かい経緯もあるのですが、それは今後の日記に譲ります。

とにかく、いつも言っていることですが僕は自由に生きたい。
で、今は特にその自由をバイクと書く事とあの子のために使いたい。
その中でも今はバイクと書く事を優先してもいいんじゃないかと思っているのです。

ライフワークは乗る事と書く事だと吹聴している僕ですが、そんな僕が自由の全てをあの子のために使うとすると、僕には本当に何も残らなくなってしまうのです。
それが今の僕です。
それでも夏から冬にかけてはどうにかなっていたけれど、それは僕の今までの人生で蓄積してきたものが多少なりともあったから保てたわけで、そのストックが尽きてしまうと僕には何も残らないのでしょう。
だから、あの子も僕に対する興味を失ってしまう。
それは僕にとって大きなマイナスだし、そのまま放っておけば僕はあの子に何もしてあげられなくなってしまうに違いない。
冷静に考えると、今の僕に人としての魅力ってほとんどないように思うのです。
もちろん、「とりえなんかなくても、あなたがいてくれればいいの」なんてラヴな感じだといいのですが、現実はそんなに甘くないのです。

だから、そうなる前に僕は僕個人として何かを蓄積しなきゃならないんじゃないだろうか、と思うわけです。
そのためにも自由が欲しい。
自分独りの世界に没頭できる自由が欲しい。
自分を自分として保ち、高めていかないと、僕はあの子に何かをしてあげられる人間にはなれないんじゃないだろうかと思うのです。

だから自由が欲しい。
具体的には時間と金。
それを両立する手段として、一時的に実家へ戻るという手は、もちろんリスクはあるけれど、それなりに有効だと思うのです。
だから、いまだにあれこれと悩んでいるわけなのですよ。

一時的に距離を取って自分を磨くべきなのか、あるいはとにかく近くに居るべきなのか。
ああ、こんなとき経験不足が判断を鈍らせるわけですね。


 < 過去  INDEX  未来 >


amatelasu [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加