![]() |
当事者なのに第三者 - 2005年10月07日(金) 懇談会が終わった あの懇談会のアタシを他人が見たら 困惑を読み取るだろう その日のアタシの心境を一言で 分かりやすく 普段の言葉で述べると どん引き。 相手の いや 苛めの中心人物といわれていた少年の お母さんとはこの日まで会話が無かった 当然だと思う いじめられていたと言う我が子と 苛めていたと言う彼の親なんだから 授業参観に5分遅れて着いたアタシは 名簿に〇を付けに行くと 想像していた通り好奇の目に晒された アタシはというと 教室の前の扉の所から 子供たちの顔を眺めていた 我が子に笑顔を見せながら お前もか お前もなんだな そう他人の子を眺めていたんだ。 しばらくすると小さく呼ぶ声が聞こえた あまりに小さくて聞き逃す所だったが 驚いて振り返ると 『いじめた張本人』のお母さんだった 迷惑かけてごめんね そう呟く声は消えてしまいそうだった。 幼稚園から知り合いなはずの彼女は 随分老けて見えた なぜだろう 二人で話しているとあまりに視線が痛かった 先生まで横目でアタシ達の姿を確認するしまつ 隣のクラスの先生までもが。 居たたまれなくなった彼女は場所の移動を提案してきた アタシ達は 子供の生活を見ると言う もっとも重要なはずの用件を放棄して話し合った 正確には話を聞いた。 彼女は やっぱり子供を信じると言った けど今更それがどうした アタシはそれを肯定も否定もしなかった 所詮は子供同士の喧嘩に 他の子供が騒ぎ立てた結果だったのも事実だし 元々彼と我が子は幼稚園から同じで 毎年 いや毎学期喧嘩しては仲直りを繰り返していた 今回それで終わらなかった理由は 違う子達が便乗したからなのはうすうす気がついてもいたし。 他から聞いた話によると この間 アタシが連れて行かれた どうしよう そんな会話が他の親の間でなされていたらしい そして授業が終わり 長い長い懇談が始まった 時間にして2時間 午後4時から6時までの今まで経験した事の無い時間が。 あまりに長く複雑なので 明日にまわすことにしようと思う 思い出してもよくわからないし 頭が痛いし 結果もよくわかっていないから。 アタシが学んだのは 親というものはこんなんなんだと言う事 所詮は 大人とは言いがたい言い訳の塊を明日披露しましょう 水鳥。 ...
|
![]() |
![]() |