りとるのひとりごと。
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2001年10月07日(日) 再会ドラマ完結編・・なんちって。

昨日の続きっす。

5年ぶりに偶然の再会をした私たちは、お茶でも・・ということ
なり、近くの喫茶店へ。

「全然変わってないね」
「お互いにね」

彼は以前勤めていた制作会社を辞めてフリーのTVディレクターに
なっていた。
彼が私の左手薬指の指輪を見つけた。

「結婚・・したんだ」

「まーね。だけど指輪は別にもうはずしてもいいんだけど」

「?」

「死んじゃったから」

「は????」

大まかに自分の今の状況を伝えた。
彼の顔が見る見るうちに曇っていった。

あまりノンビリもしていられず、彼は私と同じ新幹線に乗った。
新幹線の中では彼がずっと仕事の話をして終わった。

駅におり、これから別々の道・・というところで、彼は私を
夕食に誘った。
少し余裕があったし、彼の気持ちが分からなくもなかったので
一緒に食事をした。

彼は私と別れてから、誰とも本気になれないとぼやいた。
んなこと言われたって困るよ・・。
車もすぐ変えた・・思い出がありすぎたからだって。
はあ・・そうですか・・。

彼はこの再会を、運命の巡り合わせと感じているらしい。
5年前に戻ったみたいと嬉々としていた。

だが実際はあの頃とは違う。

もう二度と戻ることはない。

別れ際、彼はまた会いたそうだった。
まあ誰も怒る人いないけどさ・・。

草葉の陰で怒っていたりして〜。怒って欲しかったりして〜。

メールアドレスは教えたけど。
それだけ。

彼と戻るつもりは全くない。120%ない。

彼と話をしようと思ったのは、今の私を知って欲しかったから・・。
辛く苦しい日々を送っていることを・・。
でもそれは相手のことを無視した私のエゴ。

彼に私の不幸を押しつけてどうする・・。
彼の同情を得てどうする・・。

大バカ。

ごめん。元彼。

電話してって言われたけどできないよ。ゴメンね・・。

あー、自己嫌悪。


気を取り直して明日の予告。
どうやら私たちの逃げ場が見つかったようだ。
今日物件を見に行った。
母とその彼・・おじさんはそこに決めたいらしい。
でも母は「あなたが焦らせるから妥協して決めた。ホントはもっと
余裕をもって探したかった」って言うんだもん・・ツライなー・・。

ということで、物件のオハナシ。


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