【読書記録】村上春樹「海辺のカフカ 上・下」 |
そろそろ王道にいこう!と思って村上さん。むかしむかし、お勧めしていただいたのが村上さんの作品だったので、あわせて読みたいなと。 内容は、家出少年と読み書きの出来ないおじいさんが二本軸で進んでいく。それぞれが孤立しているのか、はたまたつながっているのか、どうなっているんだろ…これ?と思って読んだ記憶があります。おじいさんの人当たりのよさとか、丁寧語の使い方とか謙虚さとかすごく好きなのに、変な人と世間一般では呼ばれていて、しかも半ばからは終われる立場になってしまう。わけのわからない”何か”に引き寄せられるようにして、おじいさんはどこかへ向かう。 とにかく村上ワールド全開だなぁというのが読後の感想でした。世界観があります。 NO.30 NO.31
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2007年12月26日(水)
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