【読書記録】あさのあつこ「ラスト・イニング」 |
ストーリー:(『バッテリー』本編の最後のシーン、新田東と横手二中の非公式試合後のお話です)あの試合から数ヶ月。横手のエースたちは高校生になっていた。門脇は今も素振りをしている。いや、以前以上に恐ろしいほどの思いと執念で練習に励んでいた。一方溝垣少年は、いわゆる進学校へとすすみ、振り切ろうともがいていた。頭の回転が速く、頭脳明晰な溝垣だったが、それゆえに彼がはまった穴…。
「溝垣君ゆっがんでるな〜!(笑)」というのがとにかく総括!三分の二読んだ時点で感想はこれだなと確信しました。笑 相変わらず巧の比ゆが姫さんだったり蛾だったり、回転の速い頭だからこその会話がとても面白かったです。ストーリー紹介でネタバレしちゃっているのはあまり好きではないので、とっても表面を掬い取った感じになってしまったのですが、『バッテリー』の内容を忘れかけていた私でも十分に楽しめる内容でしたし、巧の生意気だけど懸命な感じとはまた違った、大人で物事を見通せる溝垣主人公はとても魅力的であります!前回のあさの作品はちょっと肩透かしだったので、満腹になった感じvNO.012■p238/角川書店/07/02
また近いうちに更新します。週2で少しペースをあげる予定。
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2008年05月10日(土)
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