【読書記録】古川日出男「僕たちは歩かない」 |
ストーリー:ふとしたことから24時間制の東京から26時間制の東京に来てしまった僕たち。僕たちはみんな料理人で、そこで料理についてこねくり回し切磋琢磨する研究会を結成した。2時間多い東京で。しかし、とあることが生じた事により、世界はそれだけではなくなる…。
イメージは額のない絵。枠にとらわれない発想はファンタスティックな印象で、これはファンタジー?SF?それとも現代小説…ではないだろうなぁという内容でした。ふわふわしているようで、現実味もあって、ここはどこなんだろうなぁという雰囲気が味わえるかと思います。掌編小説から受けた雰囲気にわりと近く、ページ数も少なく、また、不思議な世界観にマッチした素敵な挿絵も満載されていて、面白かったですvNO.016■p110/角川書店/06/11
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2008年05月24日(土)
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