日々是迷々之記
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青春18切符の最後の一片を使って、滋賀に行ってきた。 といってもリハビリに行った後なので到着したのは夕方3時。途中、私が携帯電話を忘れて連絡ができず、家電量販店のケーブルインターネットお試し用パソコンでダンナさんの携帯にメールで連絡をするという荒技を取った。
うまく連絡がつき、駅ではダンナが待っていた。駅前の木陰でしゃべりまくる。毎日80分(電話の子機の充電がなくなるのがそれくらい)しゃべってるのにまたしゃべった。今日は午前中、バイクの調整をしてから釣具屋に行き、それから琵琶湖でカヌーを組み立て、沖で釣りをしたそうだ。琵琶湖ライフが心底肌にあっているようだ。大阪にいるときは、飲みに行ったりして人混みに行くと、「ケッ!」とトガリ目になりいらつくことが多かったからだ。
しゃべっているだけでぼちぼち4時半。涼しくなってきたので散策をした。商店街の路地に木のテーブルを出して炭をおこし、ビアサーバーを置いている店があった。頭上には本物のブドウ棚が影を作ってくれている。そこでビール小を2杯づつ。牛肉の炙り焼き、エリンギの炙り焼きを賞味。木陰にそよぐ風が心地よい。私が知る限り、日本で極上のオープンカフェだろう。都会で最近流行のオープンカフェなんてホコリくさいだけじゃんと思う。
エンジンがかかってきたので、居酒屋に移動。まず生中。そして冷酒。最後に泡盛「残波」のボトルを入れる。ボトルキープの相場はよく分からないが、酒屋さんの倍くらいだったのでいいかと思う。
その泡盛が気に入ってしまった。普段はイモ焼酎のような雑穀系が好きなのだが、泡盛は別格だ。でも、タイ米からできてるんだから日本式に考えると雑穀からできている事になるのかも。
そうこうしているうちにもう8時だ。なんと新快速の終電は8時20分過ぎ。それを逃すと、10時前の各駅停車まで帰ることはできない。しかも、大阪駅に着くと日付が変わってしまうので、大阪駅からは徒歩で帰ることになってしまう。飲んで10キロ歩くと確実に逝けてしまうので、ダッシュで駅へ、新快速に間に合った。そしていつものように爆眠。気が付くと新大阪だ。得な体質だと思う。
ムシムシする大阪に帰り着き、シャワーを浴びて、帰ったよコールをする。またしてもしゃべってしまった。約60分。
ホントによく飲み、しゃべった一日だった。
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