日々是迷々之記
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2001年09月24日(月) さまようカヌー 完結編

目覚めるともう8時だった。速攻荷物をまとめ、家を出る。一路、奥琵琶湖を目指して走る。途中のサービスエリアで食事をして、11時30分、目的地の奥琵琶湖に到着した。

透明な湖水。澄んだ風。小さなニジマスが足下に泳ぐ。天気は快晴。まさにカヌー日和だ。さっさとセットアップして、漕ぎ出す。

まさに天下太平。この世は平和そのもののようだった。トンボが舞い、水面には魚がはねる。数年前に暮らしていたカナディアンロッキーの麓の街を思い出して、うとうと。後部座席のダンナさんもうとうと。

気が付くと、もう2時すぎだった、岸までもどし、お茶をした。魔法瓶入りのコーヒーと、草だんご、ドーナツだ。こんな小さなことだけど、有名なケーキ屋さんでお茶するより、和んでしまった。

「今度は一人一艇づつ持って漕ぎたいね。」「ツーリングに出たいね」と、夢は膨らんで行く。こういう小さな夢が生まれてゆくから外遊びは止められない。

さぁ、次はどこへ行こうか?

それはその場任せの風任せなのだ。


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