日々是迷々之記
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2001年10月28日(日) 静かな日常

昨晩はなかなか眠りにつくことができず、目が覚めたら11時を回っていた。外は曇り空。天気予報はよく当たるもんだと感心する。

寝ぼけた頭でコーヒーを入れ、パソコンの電源を入れる。新聞を取っていないので、これが唯一の情報源だ。テレビは本当に見たいものしか見ない。音がうるさいからだ。ADSLを導入するかどうか思案する。今のフレッツISDNより安くなりそうなのだ。しかし、WinとMacで同時に接続、しかもセキュリティを考慮して…と考えると課題は山積みだ。ケーブルを導入するのも可能だが、質問に対する返答があまりにも無知だったので、不安を覚え止めしにした。NTTの116の案内もそうだけど、CS(Customer Satisfaction・顧客の満足)を考えたことがあるんだろうか?いつか淘汰されるべし。

昨日の残りゴハンでおじやを作り、テレビの電源を入れる。今、鮒子が好きだ。やらせも演出もそれなりにあるけど、見ていて楽しい。この番組に出てくる人たちは、男性より、女性の方がはじけてると思うのは私だけだろうか?男性は苦悩の色が濃く、女性はしんどいけどやるで〜というタイプが多い、ような気がする。

食事が終わったので散歩に出ることにした。雨が降りそうなので遠出はしない。昨日の今日なので、日が沈むまでに家に戻ろうと思う。長袖シャツの上にベストを羽織る。右のポケットには財布。左のポケットには布の買い物袋。手ぶらで歩くのが好きだ。今日は市場が休みなので、スーパーに向かう。

スーパーではパン屋さんで「異星人ガキとその親」に遭遇した。細かい描写はしないが、手づかみでパンをつかむのはどうかと思う。親、怒っていいんでないの?それとものびのび育てているつもりなのか?つかんだパンを全部買ってやるより、つかまないようにしつけるのが本人のためだと思うが。でも言わない。シカトこかれたら為すすべがないからだ。

キムチと味噌と砂肝を購入。親子連れの雑踏を避けるため、反対方向を進む。貨物の線路沿いの道を選んだ。人通りがないので、バイク以外では通ったことがないが、まだ日没には時間がある。でも、自転車の近寄る音に気をくばりつつ進む。

大きな夕焼けと、犬を散歩させるおじいさん、鳥の群が模様を描きながら空を舞っている。今日初めてほっとする。静かな癒しに少し気持ちが楽になる。

家に戻ると、何気なく自転車にまたがってみた。おそるおそる、手術した右足をペダルに乗せ、ペダルを一番高い位置まであげてみる。大丈夫、痛くない。何だか嬉しくなってしまった。今で術後3週間ほど。自転車復活の日は近い。冬が来る前にこぎ出せそうだ。

明日、雨が降っていなかったら、自転車に乗ってみよう。ガキンチョも変態オヤジもいないところで、私はワハハと笑いたい。


nao-zo |MAIL

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