日々是迷々之記
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2001年11月05日(月) 休息のち安息

夜遅くに膝がほのかに熱く感じたが、起きだして湿布を貼って寝たせいか朝には熱が取れていた。ほっと一安心。

カーテンを開けると外はどんより。今にも降り出しそうだ。今日は湿布を貼り替えて家で休息を取ることにした。コーヒーを入れて朝の日課のメールチェック、ネットサイトでニュースを読む。そしてトースターでパンを焼き、コーヒーをもう一杯。パソコンの電源を落とし、今度はテレビの前へ。オクサマ番組で収納の達人のヒトが出ている。

私はこの手の収納番組が結構好きだ。全然まめじゃないので真似することはないが、アイディアがすごい。ちなみに今日のセンセイの三種の神器はカラーボックス、すのこ、〜ポスト(木の柱。名前忘れた。)らしい。あと、ビールの箱を切ると丁度カラーボックスに収まるとか、カセットケースで棚を作るとか、ウルトラC級な技がどんどん出てくる。30分の間真面目に見てしまった。

昼からは片づけをする。冬ブトンを出したらしまえなくなってしまったので、押入の再構築だ。パソコンのデスクトップの再構築みたいに一瞬で出来ればいいのだがそうは行かない。だいたい、あの天袋というのが曲者なのだ。パソコン部屋から椅子を持ってきて、おそるおそるその上に立つ。天袋のものを全部出し、整頓して入れ直す。そして、押入から段ボールを移動させ、その空いたスキマに冬ブトンを入れる。縦になっているがまぁいいことにしよう。

ふとリビングのテレビに目をやると、もうほこりがうっすらと積もっている。確か4-5日前に掃除したやんけ〜と思いながらミニハタキでぱたぱたやる。うむむ。ホコリはこんな短時間に積もるのだ。

掃除機をかけて、お茶を入れた。金曜日に録画したドラマを見る。すると劇中で「今日はクルマに乗せてもらってよかった。主婦をしてるとね、毎日が一緒でこうやってクルマからいつもの町並みをみるだけでわくわくするの。」という科白があった。

以前の私なら「けっ!」と一蹴していただろうが、実際に今の状況になってみるとその言葉がよく分かる。どんなしょーもないことでも違うことが起きること自体がわくわくになるのだ。ドラマでは昔のコイビトがでてきたりしてそれなりにわくわくもあるのだが、私の前に現れるのはジャマなお子さまや、マックのデスクトップの爆弾マークくらいでむっとすることはあっても、わくわくすることはない。

テレビを消してクルマ本を読む。今月号の「くるまにあ」は読み応えがある。クルマ好きのヒトは読んで損はない内容だと思う。私もクルマを買ったら、ちゃんと自分で把握して大切にしようとココロに誓ってしまった。

夕方になったので郵便局と市場に行くことにした。郵便局ではATMでお子さまにすかさずボタンを押されそうになったが、さっとボタンをカバーして難を逃れた。「30000」とか押したところで「万」とか押したらどないなんねん?というのは興味があるが。その後、市場では別のお子さまに買い物袋に激突されたが、中身がサトイモだったので私の勝ちだ。ふふふ、今日は2戦2勝。

すっかり暗くなってから家に戻り、芋を茹で、ゴハンを炊き、みそ汁を作る。

何もない一日はこうやって進んでいくのだった。


nao-zo |MAIL

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