日々是迷々之記
目次|前|次
2005年10月01日(土) |
フェリシモ、どうでしょう |
例のギャンブル通販、フェリシモが今回もやってきた。結果、惜敗というべきだろうか。雑貨類はほぼ予想通りでお買いあげ。しかし洋服類で真剣ギャンブル感を味わった。
まずタートルネックの長袖。この色がピンクというか、むらさきというか、微妙なんである。マルカワのフーセンガムのぶどうとイチゴを同時に噛み噛みしたら多分こんな色、って感じである。「ベーシックな色に加えて差し色としても使えるカラーをそろえました。」とカタログには書いてあるが、このイチゴぶどう色は差し色ってやつなんだな。実は私はタートルネック好きだが、黒しか持っていない。色んなメーカーの黒いのが何個かあるんである。そこにいきなりこのイチゴぶどう色。むはー!着るのが難しそうである。しかもこんな色を着たことないので似合っているかどうかも不明だ。
次にニットのセット。半袖ニットとカーディガンである。これも色が微妙だった。よく言えば新鮮な干し草の色。アルプスの少女ハイジが「わぁい、うふ!」とか転げ回りそうな干し草の色だ。新品の畳とか、そういう感じ。でもまぁ、率直に言えばおばあさんが羽織ってそうな色である。これも対応に困る。こういう中途半端な色って普段まず買わないので、(買っても薄いグレーかベージュくらいのもんである)それを着た自分に違和感があるのだ。
この手の違和感はスカートを履いたときに感じる物に似ている。私は高校を卒業してから、会社の制服以外でスカートを履いたことがほとんどないので、たまに履くと歩くときに左右の足の肌(?)が触れあって気色悪いんである。ついでに鏡を見ると何か見慣れない自分が映っている。何だか女装でもしている気分だ。
実際洋服なんて、自分が思うほど他人は気にしてないわけで、私がスカートを履こうが、イチゴぶどう色のタートルネックを着ようが、干し草色のニットを着ようが、まぁ、どうでもいいことなんだろうが、自分自身の内なる違和感には何とも抗えないものがある。
ということでやはり返品だろうか。で、このフェリシモ、返品は購入者が送料を払うことになっている。自分の尻は自分で拭けということだろう。
冒険はかくも難しい。しかし、来月こそは勝利を収めるつもりである。要はジーンズに合いそうで、女子っぽくないアイテムを無難に注文するわけです。ははは。(^^;
|