日々是迷々之記
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これが悩むんである。夏の盛りなら、お造り、冷や奴、ざるそば、そうめん、冷やし中華。冬なら鍋物、煮込み料理などなど。一般論では食欲の秋だが、実際の夕食の献立、として考えると、なかなか難しいものがある。
例えばさんまが旬だが、どう転がっても和風な食卓になってしまう。それにそのもの単品でメインのおかずになりにくい、と思ってしまうのは私だけだろうか。例えば、カレーライス、水炊きなどそれらはそれだけで食事が成立するが、サンマの塩焼きだけだとなんだか寂しい。それにうちの相方は酒を飲むので、ご飯+みそ汁+おかずのゴールデントライアングルを饗することができない。ので、なんかつまみのような、おかずのようなものを3品出して飲み、それが終わる頃、なんかご飯もの、そしてフィニッシュに果物や甘い物を出すという流れになっている。
これだと、炊き込みゴハンだの豚汁だのは出しにくい。って作ればいいんだが、最初の3品を作る時点で労力を失ってしまい、汁物やごはん類にを作る気力がないんである。
というわけで今日は、小松菜のごま和え、冷や奴、鶏肉のスパイス焼アボカド添え。んでごはん物は冷凍の豚角煮丼。果物はりんごだった。
こういうメニューのコツは冷や奴のように切るだけとか、出すだけ、みたいなものを一つ入れると楽である。あと、冷凍物をうまく活用すること。もし、このメニューで、ご飯が栗ご飯に変わったりすると一気に作るのが面倒くさくなってしまう。結構ポイントが高いのが煮魚で、簡単、おいしい、まず失敗しないの3拍子そろっている。
一番楽なのはパスタ系で、最初にチーズとクラッカー、生ハムなどを出しておき、一段落ついたところでパスタを出すパターンである。でもこれは必ずワインを1本空けてしまうし、生ハムやブルーチーズが高いので、コスト的にそうそうたびたびはできない。まあ一ヶ月に2回くらいか。
ということで日々夕食のメニューに頭を悩ませているんである。仕事に悩むよりは全然楽でいいんだが。
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