日々是迷々之記
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先週は2件の面接に行ったが、今日返事があった。両方とも不採用。軽くショックを受け、熱いココアを飲みながら少しだけ泣いた。
今回はこっちからの条件は出さなかった。毎月役所にはんこをもらいに行くのは親戚のおばちゃんが嫌々ながら引き受けてくれたからだ。「どうして親に反対されたのに(今の相方と)結婚なんかしたの?こういうことがあるから、親と仲良くやれる人を選ばなあかんねんで。」と説教されるのと引き替えであったのだが。最近の私には怒りという感情はない。ただ、あきらめみたいなものが深く広がっている。何を言われても別にどうでもいい。ただ静かに悲しくなったり、落ち込んだりするだけなのだ。
話はそれたが、条件を付けなかったのに断られる、というのはひとえに自分の実力不足なのだろう。よく考えれば私は特に売りがない。何が得意ということもないし。
今日明るいところでふと鏡に映った自分の顔を見てびっくりした。目が充血して真っ赤だし、口の横に深いしわが目立つ。右目の下には大きなくまができており、笑ってみたが口角は上がらない。ああ、それなりに年をとったんだなぁと思った。それに少しも明るさがない。これでは初対面の人にいい印象を与えることは難しいだろう。そういうことを全部ひっくるめてなかなか仕事が見つからないのだと思う。
しかし、これは全部自分そのものなのだ。33年かけて積み上げてきたものだ。いくらそれが醜くてもそれを受け入れなければならない。
あと人生50年とかある予定なのだが、どうやって生きていくんだろう。貯金だってなくなるし、いつか相方もいなくなってしまうし、そこから先に何か価値なんかあるんだろうか。こういうことを考え出すと、後頭部の右耳の後ろが決まって重くなってくる。
寿命って40年くらいでいいんだけどなぁ。やりたいことは大体終わったし。
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